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障害者雇用の定着理由1位は待遇、JOMEが一般企業で働く当事者対象に調査

障害者専門転職エージェント「ハッピー」を運営するJOME(ジョミー)株式会社は、一般企業でフルタイム就業する障害当事者を対象とした定着に関する調査結果を明らかにしました。

調査の結果、長く働き続けられた理由の最多は「待遇」(15名・50%)となり、辞めた・辞めたくなった理由の1位には「待遇の頭打ち」が挙がりました。同社は、定着には必要な合理的配慮を土台とした上で、正当な評価と対等な機会が重要であると分析しています。

長く働き続けられた理由の最多は待遇

一般事業会社に直接雇用され、健常者と同じ職場でフルタイム勤務する障害当事者を対象とした今回の調査において、「長く働き続けられた」理由の第1位は「待遇」(15名・50%)でした。一般的な障害者雇用の水準より高く報われていることや、普通に生活し人生を楽しむための正当な対価が得られているという納得感が離職を防ぐ要因になっています。

第2位は「”障害者枠”ではなく、対等に評価されること」(10名・約35%)でした。特別扱いされずにキャリアの天井を作られず、必要な合理的配慮が担保された上で仕事の評価が対等であるバランスへの納得が定着を支えていることが示されました。

第3位には「オープンな社風と、人事の継続的な関わり」(5名・約15%)が挙がりました。立場や障害の有無に関わらず率直に議論できる風通しの良さや、半年に1回程度の人事面談で体調や事情を継続的に拾う仕組みが評価されています。

離職理由は待遇の頭打ちやキャリア制限が上位に

一方、「辞めた・辞めたくなった」理由は、定着理由の裏返しとなる項目が並びました。

第1位は「待遇の頭打ち」で、障害者雇用であることを理由に給与が上がらず、努力が数字で報われないことが意欲を削ぐ要因として挙げられています。

第2は「仕事・キャリアの制限」となり、任される業務内容そのものに線を引かれ、希望の部署や職種に進めず成長の実感が持てないことが理由となりました。

第3位は「人間関係のこじれと、そこからの離脱」でした。単なる相性の問題だけでなく、体調の波や自己否定的な思考が重なることで離職につながりやすく、こじれる前に第三者が伴走できるかが定着の分かれ目になるとしています。

定着には配慮の土台と正当な評価や機会が必要

同社は人事担当者への提言として、障害のある社員の定着には、配慮を土台として当然に担保した上で、一人の戦力として正当に評価し機会を開くという働きがいが伴うことが大切であると示しています。あわせて、社内だけでは抱えきれない人間関係の課題に対し、第三者が定期的に関わることも有効としています。

代表取締役の山口徳二氏は自身の経験に触れ、成果や役割を正当に評価し機会をひらくことや、職場での課題が大きくなる前に必要なときに伴走することを大切にしていると述べています。

調査概要と会社概要

本調査は、特例子会社や農園型・サテライト型を除き、一般事業会社で健常者と同じ職場でフルタイム勤務する障害当事者に絞って実施されました。なお、回答者はハッピーと接点のある方に限られ、ご障害のある方全体を代表する調査結果ではありません。

  • 調査対象:ハッピーが就業・キャリアを支援し、一般企業でフルタイム就業する障害当事者
  • 有効回答:30名(身体15/精神・発達14/知的1)
  • 調査時期:2026年7月〜8月
  • 調査方法:個別ヒアリングおよびアンケート
  • 実施主体:障害者転職エージェント「ハッピー」(JOME(ジョミー)株式会社)

JOME(ジョミー)株式会社の概要は以下の通りです。

  • 会社名:JOME(ジョミー)株式会社
  • 代表取締役:山口徳二
  • 所在地:〒105-0013 東京都港区浜松町2-7-17 イーグル浜松町502
  • 事業内容:障害者専門転職エージェント「ハッピー」の運営
  • 有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-319514
  • サービスサイト:https://happyy.jp/

本記事はJOME(ジョミー)株式会社の発表をもとに作成しました。

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