大腸がん・胃がんを経験した人向けの新しいがん保険が登場

MICIN少額短期保険株式会社は、2024年10月2日より大腸がんと胃がんを経験した人向けの新しいがん保険の販売を開始する。「大腸がんを経験した人を支えるがん保険」と「胃がんを経験した人を支えるがん保険」という2つの商品で、がんの手術後6か月から申し込むことができるのが特徴だ。

大腸がんは国内で年間約15万5,000人が診断されており、がんの部位別罹患者数(男女総数)が1位と最も多い。また、日本は先進国の中でも胃がんが最も多い国で、罹患率は欧米諸国の約5倍にのぼり、国内の罹患者数はがん部位別で3位、年間約12万4,000人が新たに診断されている。

医学の進歩によりがん患者の生存率は年々上昇傾向にあるが、多くの人が治療中や治療後も様々な不安を抱えながら生活している。一方で、通常がんに罹患すると保険に新たに加入する条件が厳しく、加入できたとしても保険料が高額になったり、一定期間給付金額が削減されてしまったりするのが現状だ。

MICIN少額短期保険は、これまでなかった「本当に必要な時に入ることができて、本当に必要な保障を受けられる」保険サービスの開発を目指し2021年に創業。これまでに乳がん、子宮頸がん・子宮体がん、卵巣がんを経験した女性向けのがん保険などを提供してきた。

今回の新商品は、がんの手術後の再発が不安な時期にこそ備えたいという声や、他のがんを対象にした保険の提供を求める声に応えて開発された。罹患者数の多い大腸がんと胃がんを経験した人向けのがん保険は日本で初めてだという。

新商品の特徴は、術後治療で通院中の人やがん以外の持病のある人も、がんの手術から6か月経過していれば申し込めること。がんの再発や新たにがんが見つかった場合、自由に使い道を決められるがん診断給付金80万円が受け取れる。死亡・高度障害保障の有無も選択可能で、保険料は年齢・がんの種類・ステージ・保障内容で細分化されている。

MICIN少額短期保険は今後も、顧客の声を大事にしながら新しい保険の開発・提供に取り組んでいくとしている。