共働き主婦の夕食作りの実態調査、自炊頻度や悩みとは?
株式会社しんげんが運営する主婦向け情報メディア「SHUFUFU」が、共働きで働く主婦183人を対象に「夕食」に関するアンケート調査を実施した。
調査の結果、夕食の自炊頻度については「ほぼ毎日」が68.9%と最多で、次いで「週に4〜5日」が23%、「週に2〜3日」が5.5%だった。共働きでありながらほぼ毎日自炊する主婦が多数派であることが明らかになった。
自炊時の夕食の品数については、「3品」が50.5%で最多となり、「2品」の35.7%が続いた。1品だけという回答は少数派だった。
夕食1食分の予算については、「300〜500円」が52.2%で最多で、次いで「500〜700円」が18.1%だった。3人家族の場合、夕食だけで月3〜6万円程度かかる計算になる。
夕食作りで重視していることについては、「栄養のバランス」が65%で最多となり、次いで「食費・節約」が63.9%だった。食費を抑えつつ栄養バランスが偏らないようにメニューを考えることの難しさがうかがえる。
夕食作りに関連する悩みや困りごとについては、「献立を考えること」と「メニューのマンネリ化」がともに72.7%で並んだ。家族の昼食に被らないようにしたり、食費や家族の好みに合わせて献立を考えることの大変さを訴える声が多数寄せられた。また、「後片付けが面倒」「月の食費の計算」「買物に行くのが面倒」「調理の準備が面倒」「家族の好みがバラバラ」などの悩みも挙げられた。
共働き主婦にとって、仕事と家事の両立は大変な労力を要するようだ。夕食作りについても、献立を考えることやメニューのマンネリ化に悩む主婦が多いことが浮き彫りになった。