Malmeが大成建設でのお弁当注文アプリもぐぽち導入事例を公開
株式会社Malmeは、大成建設株式会社におけるお弁当注文アプリ「もぐぽち」の導入事例を公開した。「もぐぽち」はMalmeが展開するFDE(Forward Deployed Engineer)を活用して開発された、建設現場向けの注文アプリである。施工管理などの中核業務に比べて後回しにされがちだった現場事務の負担を軽減し、作業所全体の働きやすさを向上させる取り組みとなっている。
現場事務の負担軽減を目指す作業所の環境改善

建設DXにおいては施工管理や技術品質などのIT化が進む一方で、現場事務が担う業務の改善は後回しにされがちだったという背景がある。大成建設株式会社 建築本部 生産技術イノベーション部の田中 吉史さんは、作業所を支える現場事務や協力会社、作業員、納入業者などを含めた全体を「作業所の生態系」と捉え、現場に関わる人々が気持ちよく仕事ができる環境づくりに着目した。
「もぐぽち」は、Malmeのエンジニアが現場に入り込み、2~3週間で試作を出して現場で使ってもらいながら形にしたアプリである。新宿駅西口地区開発計画の現場などで導入が進められた。

注文から請求までの一本化で現場の作業を削減

従来の弁当手配では、事務担当者が1ヶ月分の注文表を作成して希望を集め、Excelへの入力や発注数の確認、追加・キャンセル対応などを行っていた。また、支払いについても給与引き落としと現金の支払いで異なる社内システムを使い分ける必要があった。


「もぐぽち」の導入により、利用者がLINEから自分で注文できるようになり、支払いはクレジットカード、PayPay、給与天引きから選択可能となった。これにより、注文表の作成や希望の集約、数の確認、追加やキャンセルへの対応といった作業が現場事務から削減され、現金を扱う機会もほとんどなくなった。月末には注文データがそのまま部署別の請求書となり、事務側は集計作業を行うことなく給与天引きの処理へ回せるようになっている。
受注側の負担軽減と今後の現場DXへの展望
アプリの導入効果は現場内にとどまらず、弁当店側の業務改善にもつながっている。従来は現場から電話で注文を受け、正の字を書いて数を数えていたが、アプリ上で注文と請求を受け取れるようになり、受注業務の負担が軽減された。
大成建設では、現場ごとに異なるExcel様式で管理されている図面の進捗や当番表、日程管理などの業務についても、現場ごとの工夫を次の現場へ活かせる仕組みへ変えていくことを今後の建設DXの種になり得るとしている。

「もぐぽち」は、注文の取りまとめや集金が不要で、月末の請求書まで自動で作成される建設現場向けのお弁当注文アプリである。開発に用いられたFDE(Forward Deployed Engineer)は、Malmeのエンジニアが現場に入り、現場の言葉を聞きながら業務フローに合わせてアプリを開発するサービスとなっている。
株式会社Malmeの概要は以下の通り。
- 所在地:東京都新宿区西新宿2丁目6-1 新宿住友ビル24階
- 代表者:高取 佑
- 設立:2021年2月
- 事業内容:土木業界向け建設DXサービスの提供
- ウェブサイト:https://malme.net/
- もぐぽち公式サイト:https://genba-bento-lp.malme.app/
本記事は株式会社Malmeの発表をもとに作成。
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