ティファニー、パリ装飾美術館と連携しシュランバージェの特別展示を2026年開催へ
ティファニーは、デザイナーであるジャン・シュランバージェのクリエイティブなレガシーを未来へ継承することを目的に、パリ装飾美術館とのパートナーシップを発表しました。ティファニー アーカイブス主導のもと、約5,000点のオリジナルデザイン画と約5,000点のアーカイブ資料の修復およびデジタルアーカイブ化を進めます。また、取り組みの始動を記念し、パリ・ファッションウィーク 2026において展示「鉛筆なしでは何も生まれません (I Am Only a Pencil)」を開催します。
約1万点のデザイン画とアーカイブ資料をデジタル化

今回のパートナーシップでは、シュランバージェが遺した創作の軌跡を未来の研究者やキュレーター、デザイナーへと受け継ぐため、ティファニー アーカイブスが主導して修復とデジタルアーカイブ化を推進します。対象となるのは、約5,000点のオリジナルデザイン画と約5,000点のアーカイブ資料です。繊細な紙資料を未来へ受け継ぐとともに、次世代へ広く伝えていくことを目指しています。
取り組みの始動に合わせて開催される展示「鉛筆なしでは何も生まれません (I Am Only a Pencil)」では、バージニア美術館の学術的監修協力のもと、オリジナルデザイン画やアーカイブ資料、ジュエリー作品を通じてシュランバージェの創造の世界を紹介します。会場には、シュランバージェの親しい友人であり、園芸家・慈善家として知られるレイチェル・ランバート・“バニー”・メロンが所有していた作品も含まれ、一枚のスケッチが傑作へと昇華するプロセスに光を当てます。
代表作「バード オン ア ロック」や貴重なジュエリーを展示


展示はオリジナルデザイン画の紹介から始まり、創作プロセスや人生を物語るアーカイブ資料や写真へと続きます。来場者はデザイン画とジュエリー作品を見比べながら鑑賞できる構成となっており、以下の作品などが展示されます。
- 「ヘッジズ アンド フラワーズ 」ネックレス
- 「ジャスミン」ネックレス
- 「チューリップ」ネックレス
- 「バード オン ア ロック」
さらに、シュルレアリスムやクチュールファッションが創作に与えた影響を紹介するギャラリーを経て、象徴的なデザインである「バード オン ア ロック」に焦点を当てた展示で締めくくられます。あわせて、バニー・メロン夫人が所有していた初期の「バード オン ア ロック」ブローチのひとつとして、ラピスラズリの上に鳥のモチーフをあしらった作品も特別公開されます。


1956年から続く創造性の継承
1956年にティファニーへ加わったジャン・シュランバージェは、鳥や花々、海の生き物、幻想的なモチーフを独自の感性で再解釈し、躍動感あふれる色彩と遊び心に満ちた作品を生み出しました。ティファニー、パリ装飾美術館、バージニア美術館の連携による本展示を通じて、シュランバージェのクリエイティブなレガシーを称え、その想像力を未来へ継承していくとしています。


本記事はティファニーの発表をもとに作成。
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