広島市民球場が2026年照明施設賞を受賞 岩崎電気の照明システム導入
一般社団法人照明学会が主催する「2026年照明施設賞」の授賞式が2026年9月15日に行われ、岩崎電気が照明システムを納入した広島市民球場(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)が中国地区の受賞施設として選出された。同賞は、国内各地域における照明利用の水準を高め、照明技術の発展と普及に貢献し得る優秀な照明施設を顕彰するものである。広島市民球場では2025年3月末の照明設備LED化において同社のシステムが採用されていた。



新型LED投光器の採用とドローンによる視認性検証
グラウンド照明には、LED投光器「レディオック フラッド アヴァン 光害対策形」が採用された。プレーヤーへの不快なグレアを抑えつつ上空や球場周辺への光漏れを抑制する配光性能と照明計画により、プロ野球の公式戦開催に求められる競技照明基準を満たす明るさと均斉度を確保している。
また、選手がフライボールを追う際の見え方を最適化するため、シミュレーションに加えてドローンを利用して実際のボールの見え方を確認する検証が実施された。クロスエイミング(交差配光)手法を組み合わせることで、実際のプレー環境に即した照明品質が追求されている。選考委員の寸評においても、技術的工夫や競技特性を踏まえた高品質な照明空間である点が高く評価された。
周辺環境や生活環境への光害対策
今回の照明計画では、光害対策形LED投光器を使用することで球場周辺や上空への光漏れを大幅に抑制している。住宅地や新幹線沿線に近接するという立地特性を踏まえ、選手や観客だけでなく周辺住民の生活環境にも配慮した光環境が実現された。
広島市民球場の施設概要と受賞者
プロ野球球団「広島東洋カープ」の本拠地である広島市民球場は、2009年に竣工した収容定員33,000人の野球場である。2025年3月末に完了した照明設備LED化により、快適な競技環境と光害対策を両立したシステムが稼働している。
今回の受賞者は以下の通りである。
- 広島市役所
- ソニーマーケティング株式会社
- 岩崎電気株式会社
岩崎電気は、今後も競技特性や施設周辺の環境特性を踏まえた照明ソリューションの提案を通じて、スポーツ施設における快適で持続可能な光環境づくりに貢献していくとしている。
本記事は岩崎電気株式会社の発表をもとに作成。
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