doda調査、大学生と若手社会人の7割超が就活や仕事での生成AI成果を実感
パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」は、就活中の大学生や新卒就活経験のある若手社会人を対象とした「大学生・若手社会人の『就活・はたらく』に関する調査」の結果を発表しました。調査レポート第2弾となる今回は、就活や仕事における生成AIの活用実態や成果、不安や懸念についての回答をまとめています。大学生と若手社会人の双方が生成AIを活用する中で、具体的な成果を実感しつつも課題を認識している実態が明らかになりました。
仕事における重要性の認識と活用実態
就職先の企業で生成AIの知識やスキルが「重視されると思う」と答えた大学生と、現在の仕事で「重視されている」と答えた若手社会人はいずれも7割を超えました。実態との間に大きなギャップはないものの、「とても重視されている」とした若手社会人の割合は「とても重視されると思う」とした大学生を7.5pt上回っています。
活用場面においては、大学生の就活では「文章作成・要約・リライト」「アイデア出し」「資料作成」がトップ3となり、いずれも5割を超えてアウトプットの補助として使われる傾向が見られます。一方で若手社会人の仕事では1位が「情報検索」、2位が「用語や知識の確認」となり、インプットや調べる作業の効率化を目的に活用されるケースが多くなっています。
7割超が成果を実感する一方、懸念も存在

就活や学校生活、仕事の場面で生成AIを活用し、具体的な成果につながった経験を持つ割合は大学生、若手社会人ともに7割を超えました。大学生からは書類選考の通過や成績向上などの声が寄せられ、若手社会人からは営業資料作成による昇給や100万円以上のコスト削減といった成果があがっています。

一方で、不安や懸念としては両者ともに「生成AIの回答が正しいか判断できない」「個人情報・機密情報の取り扱いやセキュリティリスク」「生成AIに頼りすぎて自分の思いや考えを言語化できない」が上位に入りました。大学生では自分の考えを伝える難しさや就活での利用基準への戸惑いが見られるほか、若手社会人では「業務の背景や意図を理解せずに作業が進んでしまう」(24.0%)や「経験やスキルが蓄積されない」(21.5%)といった課題も挙げられています。
人にしか担えない代替できない役割


生成AIでは代替できない要素として、大学生は「リアルタイムなコミュニケーション」を最多に挙げ、「採用面接官との信頼関係の構築」など人との対話や関係構築に関する項目を重視しています。

若手社会人においては「最終的な意思決定・判断を下すこと」が最多となり、「予期せぬ質問やトラブル、緊急事態への柔軟な対応」「判断や結果に対する責任を負うこと」が続きました。実務経験を通じて、状況に応じた判断や責任を担う役割の重要性を認識している様子がうかがえます。
調査概要

- 調査名称:大学生・若手社会人の「就活・はたらく」に関する調査
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2026年7月24日(金)~29日(水)
- 対象:大学3、4年生、若手社会人 合計812人
- <大学生>大学3,4年生、修士1,2年生で、就活中(就活終了、就活予定ありを含む)、かつ就活において生成AIを活用している大学生〈412サンプル〉
- <社会人>従業員数50人以上の企業に在籍中で、過去に新卒の就活経験を持ち、現在の仕事において生成AIを活用している若手社会人(社会人歴1~3年/2024年~2026年入社)〈400サンプル〉
運営会社・サービス概要
- 転職サービス「doda」(編集長:桜井 貴史):https://doda.jp
- パーソルキャリア株式会社:https://www.persol-career.co.jp/
- ミッション情報:https://www.persol-career.co.jp/mission_value/
本記事はパーソルキャリア株式会社の発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



