ウィルグループ、介護特化のCareBase AI議事録を提供開始へ
株式会社ウィルグループは、記録・マニュアル一体型クラウドシステム「CareBase」において、介護施設の会議様式に特化したAI議事録サービス「CareBase AI議事録」の提供を開始する。介護現場で行われる19種類の会議様式に対応し、音声からの文字起こしや要約、議事録作成までをAIで支援する。押印欄付きPDF出力や編集履歴の管理機能も備え、現場の運用を変えずに議事録の作成と管理を行えるようにする。
開発の背景と介護現場の課題
介護施設では、虐待防止委員会や感染対策委員会などの法定委員会をはじめ、看取りやケアプランに関するカンファレンスなど多様な会議が開かれており、議事録は監査や運営指導などの際に提示を求められる重要な記録とされている。
一方の現場では、会議中のメモ取りや内容整理、所定フォーマットへの転記、印刷・回覧といった作業に1本あたり30分〜2時間を要しており、議事録作成が担当者の負担となっていた。また、担当者の力量による所要時間の差や、議事録の所在が分からなくなるといった課題も生じていた。同社は、専門職が専門的な仕事以外に費やす時間を削減するため、会議記録の作成や管理までを支援するサービスとして開発した。
CareBase AI議事録の特長
CareBase AI議事録は、CareBase未導入の施設でも利用可能で、初期費用なしの従量制を採用している。主な特長は以下の通り。
- 19種類の介護会議様式に対応:法定委員会からカンファレンス、サービス担当者会議まで19種類の会議に対応し、それぞれの様式を選択して議事録を作成できる。
- 下書きを短時間で作成:録音音声をもとにAIが文字起こしと要約を行い、選択した会議種類に応じて項目立てされた下書きを1~2分程度で作成する。介護現場の専門用語もAIに反映されている。
- 押印欄付きPDF出力:確定した議事録を押印欄付きのPDFとして出力できるため、従来の紙での回覧や押印運用に対応する。確定前はPDF出力ができない設計となっており、下書きのまま配布するミスを防ぐ。
- 編集履歴の管理:誰がいつ何を編集したかの履歴を残すことができ、監査や運営指導の際にも作成・変更経緯を説明できる。
CareBase AI議事録の概要は以下の通り。
- 対象:介護施設・事業所(CareBase未導入の施設も利用可)
- 利用環境:ブラウザ(PC・タブレット・スマートフォン対応)
- 主な機能:AIによる会議音声の文字起こし、議事録作成・要約、介護会議様式への対応、議事録の編集・確認、編集履歴の管理、押印欄付きPDF出力など
- 初期費用:無料
- 利用料金:録音1時間あたり500円(税抜き)の従量制(テキスト貼り付けからの作成、編集・閲覧・保管はすべて無料)
- 無料トライアル:14日間・録音20時間まで(期間終了後の自動課金なし、申込みから利用開始までWebで完結)
- サービスサイト:https://carebase-lp.com/ai-minutes/
今後の展開
同社は「CareBase AI議事録」において、専門用語の清書精度の継続的な改善や利用施設からの声の反映を進め、介護現場において専門職が専門的な仕事に集中できる環境づくりを支援していくとしている。
会社概要
- 商号:株式会社ウィルグループ
- 本社:東京都中野区本町1-32-2 ハーモニータワー27階
- 代表:代表取締役社長 CEO 角 裕一
- 設立:2006年4月
- 資本金:22億円(2026年3月末現在)
- 従業員数:9,005名(2026年3月期:連結)
- URL:https://willgroup.co.jp/



本記事は株式会社ウィルグループの発表をもとに作成。
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