新海屋、宮崎の水産加工施設で欧州向け輸出取扱施設認定を取得
株式会社新海屋は、宮崎県延岡市北浦町の水産加工施設について、農林水産省より「英国、欧州連合、スイス及びノルウェー向け輸出水産食品取扱施設」の認定を取得した。
認定品目は「冷凍ブリフィレ」と「冷凍ブリロイン」で、認定番号は「2025102」となっている。同社はこれにより、EUをはじめとする欧州市場に向けた水産食品の製造・輸出に対応できる体制を整えた。
欧州市場への輸出体制を確立
2026年9月25日には農林水産省本館において認定証交付式が行われ、株式会社新海屋の代表取締役である小川裕介が出席して認定証を受領した。
日本の養殖ブリは海外での需要拡大が期待されている一方、EUなどへの輸出には国際基準に沿った衛生管理体制や施設認定が必要とされる。同社は衛生管理体制の構築や設備・工程の改善、記録・管理体制の整備を長年進めてきた。
創業からの歩みと拠点設備
株式会社新海屋は2011年3月に宮崎県延岡市で創業した水産加工会社である。
現在の加工拠点である「北浦BASE」は2018年4月に竣工した。同施設では養殖ブリを中心にフィレやロインなどの水産加工品を製造し、国内外への販売や供給を行っている。
認定品目と今後の展望
今回認定された品目は以下の通りである。
- 冷凍ブリフィレ
- 冷凍ブリロイン
代表取締役の小川裕介は、認定取得をスタートとして日本のおいしい養殖ブリを世界へ届け、産地や生産者へ還元できる仕事をつくりたいとした上で、「地方の水産加工会社であっても、世界を市場にできる。その可能性を形にしていきたいと考えています」と述べている。
同社は今後、今回の認定を活用して欧州をはじめとする海外市場への販路開拓を進めるとともに、国内の養殖事業者や水産関係事業者との連携を深め、日本の養殖水産物の価値向上に取り組むとしている。
本記事は株式会社新海屋の発表をもとに作成。


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