ホワイトカラー女性の76.5%がAIに不安 ブルーカラー転向は半数が条件付き検討
女性向けキャリアスクール「SHElikes」を運営するSHE株式会社は、受講生を対象に「AI時代におけるホワイトカラー女性のの意識調査」を実施した。調査によると、ホワイトカラーとして働く女性の76.5%がAIによる仕事の変化に不安を感じていることが分かった。また、ブルーカラーへの転向については49.4%が「条件によっては選択肢として考える」と回答している。
仕事やスキルの通用期間を「5年未満」と捉える層が約半数
「ホワイトカラーのAI代替危機」「ブルーカラーの賃金上昇」に関するニュースの認知について全回答者に聞いたところ、49.4%が「知らない」と回答した。
ニュースの概要を説明したうえでホワイトカラーの女性に対し、自身の仕事やスキルが今後どの程度通用すると思うかを尋ねたところ、「5年未満」が48.2%を占めた一方、「想像がつかない」とする回答も23.5%あった。また、AIによる仕事の代替や仕事内容の変化に対しては76.5%が不安を感じていると回答したものの、そのうち約3人に1人は「不安はあるが、自分ごととしてイメージが湧かない」と答えている。
AI技術の進化によって現在の仕事が大きく変わると仮定した場合、ブルーカラー(現場職・技能職)への転向を今後のキャリアの選択肢として考えるかという質問では、49.4%が「条件によっては選択肢として考えると思う」と回答した。「積極的に選択肢として考えると思う」は15.3%にとどまる。
AI代替への不安度を3つのグループに分けて比較した結果でも、すべてのグループで「条件によっては選択肢として考えると思う」が最多となった。

転向を考えにくい理由には体力面や働き方の懸念


ブルーカラー(現場職・技能職)に対するイメージとしては、「経験や熟練が重要」「体力的に大変」「高い専門性・技能が求められる」などが上位に並んだほか、「危険が伴う」「勤務時間・休日などの働き方が厳しい」といった項目も挙げられた。
ブルーカラー転向を「積極的に選択肢として考えると思う」以外と回答した人にその理由を聞いたところ、「体力面に不安」「働き方が合わなそう」が上位となった。続いて「自分には適性がない」「キャリアアップのイメージがない」などの理由が挙げられている。
調査概要
- 調査目的:AI時代におけるホワイトカラー女性のキャリア意識と、ブルーカラーへの意識を明らかにするため
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:SHE受講生
- 有効回答数:n=168名(うち、ホワイトカラーとして働く女性 n=85名、その他 n=83名)
- 調査期間:2026年9月14(月)〜9月16日(水)
※ニュース認知に関する質問と職種を尋ねる質問は全回答者を対象に実施し、それ以降の質問はホワイトカラーとして働く女性を対象に実施。経営・管理、事務、営業、企画・マーケティング、IT・エンジニア、デザイン・クリエイティブ、金融・法務・コンサルティング等の専門職を「ホワイトカラー」と定義している。
本記事はSHE株式会社の発表をもとに作成。
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