タダノ、教育用のリフトトレーニングシミュレータ UN-117-1を日本市場で発売へ
株式会社タダノは、クレーン業界におけるオペレータ不足や技能継承といった課題に対応するため、新たな事業領域となる教育用シミュレータ「リフトトレーニングシミュレータ UN-117-1」を日本市場向けに発売します。VR技術を活用した安全な仮想空間により、現場経験を補完する実践的な訓練を実現します。発売日は2026年9月28日(月)を予定しています。


開発の背景とコンセプト
同社は、クレーンの提供だけでなく現場で活躍する優秀なオペレータの育成にも貢献することを目指し、本製品を開発しました。「失敗できる環境で成功を積み重ねる」をコンセプトに掲げ、機械メーカーの枠を超えて人材育成を支援する新たなソリューションとして展開し、クレーン業界の技能継承と安全教育に貢献する方針です。
リフトトレーニングシミュレータ UN-117-1は、荷の振れやブームのたわみ、動きの特性に加え、物体との接触や風などの影響も再現し、実機に近い操作感で訓練を行うことができます。同社のラフテレーンクレーン5機種と訓練用コース9つを実装しており、基本操作の習得から技能向上まで幅広い訓練に活用可能です。
VRゴーグルを使用することで、クレーン操作時に求められる広い視野や現場感覚を安全に体験できます(※VRゴーグルは、お客様にてご用意いただく必要があります)。さらに、クレーン実機と同等の操作レバーとペダルを採用し、現場で活かせる操作技能の習得を支援します。
教育効果の数値化と持ち運びやすさ
本製品では、訓練結果を「位置精度」「荷の安定性」「操作品質」「作業効率」「状況判断」の5つの指標で数値化し、技能レベルや改善ポイントを把握できます。玉掛け不良や急操作など、実機では危険が伴い試せない状況も安全に体験できるため、新人オペレータの教育にかかるコストと時間の削減にも貢献します。




また、シンプルなハードウェア構成となっており、機材を4箱の梱包に分けて搬送可能です。必要な場所へ持ち運びやすく、簡単な組み立てで社内教育や講習会など多様な訓練シーンに対応します。
製品概要
- 製品名:リフトトレーニングシミュレータ UN-117-1
- 販売価格:3,800 千円[税別] (PCおよびVRゴーグルは別途必要となります)
- 発売日:2026年9月28日(月)
- 販売目標台数:年間 10台
- 製品ページ:https://www.tadano.com/japan/products/lts/un-117-1/
株式会社タダノ 概要
香川県高松市新田町甲34番地に本社を置く株式会社タダノ(代表取締役社長・CEO 氏家 俊明)は、建設用クレーン、車両搭載型クレーン、高所作業車及び運搬機械等の製造販売を行っています。1955年に日本初の油圧式トラッククレーンを発売し、2023年には世界初となるフル電動のラフテレーンクレーンを発売しました。中期経営計画(24-26)に掲げる「Reaching new heights」のスローガンのもと事業活動を進めています。
- コーポレートサイト:https://www.tadano.co.jp/
本記事は株式会社タダノの発表をもとに作成しました。
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