施工管理の求人は55.5%が転勤なし 年収中央値は転勤ありより73万円低い傾向
ジョブリー建設編集部は、ジョブリー建設と施工管理求人.comに掲載されている施工管理の正社員求人のうち、転勤の有無が確認できた5,471件(2026年9月時点)を対象とした調査結果を発表しました。転勤なしの求人は全体の55.5%を占める一方、提示年収の中央値は転勤ありの求人と比較して73万円低い水準となっています。この調査は「施工管理求人データ調査」シリーズの第7弾として実施されました。
転勤なし求人は全体の過半数 職種や企業規模で大きな開き
求人票に転勤の記載がある5,471件の内訳は、「転勤なし」が3,039件(55.5%、1,060社)、「転勤あり」が1,220件(22.3%)、「場合によってはあり」が1,212件(22.2%)でした(記載がない不明の求人522件は除外)。
企業の募集規模別に見ると、10都道府県以上で募集を行う全国展開企業(53社)では転勤なしの比率が29.1%にとどまるのに対し、それ以外の企業(地場・広域企業)では74.4%を占めました。
職種別の転勤なしの割合は、内装施工管理が69.0%、建築施工管理が58.5%、土木施工管理が56.6%、管工事施工管理が45.2%となっています。
提示年収の中央値は427万円 休日条件にも差

求人票に記載された提示年収の下限の中央値を比較すると、「転勤なし」は427万円(平均443.6万円、下限500万円以上32.7%)でした。これに対し、「転勤あり」は中央値500万円(平均502.7万円、下限500万円以上51.7%)で、「場合によってはあり」は中央値450万円(平均465.5万円、下限500万円以上42.5%)となっています。
勤務条件の面では、転勤なしの求人は出張なしの割合が37.0%(転勤の可能性がある求人では8.6%)と勤務地が固定される傾向がある一方、完全週休2日制の割合は54.9%にとどまり、転勤あり・場合によってはありの求人(78.6%)を下回る結果となりました。
ジョブリー建設編集部は、転勤なしの求人は地場・広域企業が多く提示年収や休日条件が全国展開企業を下回る傾向があるため、求職者は優先条件を定めて比較する必要があるとしています。
地域別では関東が高く四国が低い傾向
地方別の転勤なしの割合は、関東が66.8%で最も高く、次いで中部60.3%、近畿53.5%、北海道53.4%、九州・沖縄49.5%、中国47.0%、東北41.9%、四国33.5%の順となりました。全国展開企業の求人比率が高い地方ほど、転勤なしの割合が低くなっています。
都道府県別では、上位が群馬県70.7%、静岡県70.4%、神奈川県69.4%、東京都68.9%でした。下位は高知県21.1%、徳島県27.9%、青森県32.0%、愛媛県32.9%となっています。
調査概要
- 調査主体:ジョブリー建設編集部
- 対象:ジョブリー建設(https://jobree.co.jp/)・施工管理求人.com(https://sekou-kyujin.com/)に掲載中の施工管理(建築・土木・管工事・内装)の求人のうち、雇用形態が正社員のもの 5,471件(転勤の有無が求人票に記載されている求人)
- 集計時点:2026年9月1日
- 除外条件:契約社員・派遣などの正社員以外、提示年収の入力に異常がある求人、同一企業・職種・都道府県・提示年収の重複求人、求人票の転勤欄が「不明」の求人522件
- 全国展開企業の定義:調査対象のなかで10都道府県以上に求人を出している企業(53社)
- 運営会社:株式会社レクリー(代表取締役 湯川大志、東京都豊島区高田3-5-13 サイテックビル4階)
本記事はジョブリー建設編集部の発表をもとに作成しています。
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