川崎市と東急が虹ケ丘周辺のまちづくりで覚書を締結 魅力向上や定住促進へ
川崎市と東京都渋谷区に本社を置く東急株式会社は、川崎市麻生区の虹ケ丘周辺区域における魅力あるまちづくりの具体的な取組を推進するため、令和8年9月28日(月)に覚書を締結しました。
両者は平成27年6月に締結(平成30年3月に更新)した「川崎市内における『東急沿線まちづくり』の連携・協力に関する包括協定書」に基づき、東急線沿線で連携を進めてきました。本覚書の締結を通じて、同区域における誰もが暮らしやすい・持続可能なまちづくりの実現に向けた具体的な取組を進めていくとしています。
覚書の概要と連携内容
締結された「虹ケ丘周辺区域におけるまちづくりの推進に関する覚書」における連携・協力内容は以下の通りです。
- 虹ケ丘周辺区域のまちづくりを契機とした、多世代又は多様な主体の参画と交流を促す賑わい創出
- 豊富な地域資源とみどり豊かな住環境を活かした回遊性及び魅力の向上
- 多様な世代・ライフスタイルに対応した居住環境の形成や生活利便性の向上による定住・住み替え促進
今後の具体的な取組方針
賑わい創出に向けては、多世代・多様な主体が関わり合って地域コミュニティの活性化を図るほか、川崎市、横浜市青葉区、UR都市機構、東急が主催する地域回遊型イベント「秋のまちじゅうフェスタ!」の継続的な実施などによりまちの魅力向上を図ります。
また、地域資源やみどり等を活かしたエリアの魅力向上と回遊性向上を目指し、モビリティによる回遊性向上や新たな移動型サービスなどの検討を進めます。

さらに、若年層、学生、子育て世帯など多様なライフスタイルに対応した住まいの選択肢を増やし、若年層の住み替えや定住を促進するため、学生向けシェアハウスの取組や、空き家・団地の空室を活用した住まいづくり、新たな賃貸住宅供給を進める方針です。
覚書締結の背景とこれまでの展開


東急は令和4年1月に、郊外における生活者起点での自由で豊かな暮らしを実現するため、住む・学ぶ・働く・遊ぶといった生活が自然や農と融合した「歩きたくなるまち(Walkable Neighborhood)」を目指す「nexus(ネクサス)構想」を始動しました。その一歩として、虹ケ丘周辺区域において同年4月に「nexus(ネクサス)チャレンジパーク早野」を開業し、シェアリング型のコミュニティIoT農園や焚き火エリア、イベントスペースなどを備えた場を運営しています。
一方、川崎市は令和7年3月公表の「新百合ヶ丘駅周辺地区まちづくり方針」において、「みんなが緩やかにつながるウェルビーイングなまち虹ケ丘」をコンセプトに掲げ、持続可能なまちづくりの取組を段階的に進めることを示しています。


本記事は川崎市および東急株式会社の発表をもとに作成されています。

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