アイシンがトレッサ横浜で駐車場管理支援システムの実証実験を開始
株式会社アイシン(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:吉田 守孝)は、神奈川県横浜市の商業施設「トレッサ横浜」の南棟立体駐車場において、駐車場管理支援システムの実証実験を開始した。
大規模商業施設において発生しやすい週末や繁忙期の混雑による出庫遅延や、駐車位置が分からなくなるといった課題の解決を目指す。同社が自動車部品事業で培った車両・位置検知技術を活用し、出庫予測時間の可視化および駐車位置検索サービスの有効性を検証する。
実証実験で提供される2つの機能

本実証実験では、来館者向けに以下の2つのサービスが提供される。


- 出庫予測時間の表示:駐車場内に設置したカメラ映像をもとに車両の滞留状況や走行速度をリアルタイムで算出し、各フロア・各出口ごとの出庫にかかる予測時間を表示する。来館者は館内に掲示されたQRコードをスマートフォンで読み取り、WEBサイト上で最新の出庫予測時間を確認できる。
- 駐車位置の検索:来館者がスマートフォンからナンバープレート下4桁を入力することで、自身の車両が駐車されているフロアを確認できる。車両進入時に取得した画像とナンバー情報をもとに、クラウド上で照合を行う。
これらの機能を支える駐車場管理支援システムは、車両全体を捉える一般的な検知手法とは異なり、4つの車輪位置や車両向き、ナンバープレートの位置・情報までを高精度に検知できる点が特長とされる。
過去データにもとづく推定ではなく、その時点のリアルタイムな混雑状況を反映した出庫予測時間の表示が可能となり、来館者のスムーズな帰宅を支援する。さらに、施設管理者にとっても混雑状況の可視化や運営改善への活用が可能になるとしている。
実証実験の概要とデータ管理
実証実験の概要および収集データの取り扱いは以下の通り。
- 目的:駐車場利用者の利便性向上 車両認識技術の検証
- 期間:2026年9月から2027年8月 *1年間の期間限定
- 場所:トレッサ横浜 (神奈川県横浜市港北区師岡町700番地) 南棟立体駐車場(北棟駐車場および南棟1F駐車場は対象外)
- 収集データの種類:カメラ映像
- 収集データの利用方法:①駐車位置検索 ②出庫予測時間
- 実証責任者:株式会社アイシン 〒448-8650 愛知県刈谷市朝日町二丁目1番地
個人情報保護に関して、防犯および技術検証のためにカメラ映像を最大2年間保存し、トレッサ横浜と共同利用する。データは第三者の不正アクセスから保護され、目的以外には使用しないとしている。
本記事は株式会社アイシンの発表をもとに作成。
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