月経移動の相談時期、医師推奨の1ヶ月以上前は10.5% クリニックフォア調査
対面診療とオンライン診療を展開するクリニックフォアグループは、全国の18歳〜44歳の女性400名を対象に実施した「月経移動に関する調査」の分析結果を公表した。月経移動を経験した女性のうち、医師が推奨する「1ヶ月以上前(31日以上前)」に相談・受診していた人は10.5%にとどまることが分かった。一方、最低ラインとされる「1週間以上前(8日以上前)」に相談した人は55.5%だった。
生理と予定の重複に悩む女性は9割超
過去1年間に、生理のタイミングが重なって予定に「参加はしたが十分に楽しめなかった」経験がある女性187名に対し、「生理さえ重ならなければ…」と思ったことがあるかを尋ねたところ、95.7%が「ある」と回答した。


同調査の第1弾リリースによると、生理に影響を受けた予定として最も多く挙げられたのは「国内旅行・帰省」で70.7%、その際の対処法として最も多かったのは「我慢してそのまま参加した」で59.1%だった。

月経移動の受診時期と情報経路の実態
月経移動でピルを使用した経験がある女性200名に、ずらしたい予定日のどのくらい前に医師へ相談・受診したかを尋ねたところ、「1週間以上前(8日以上前)」に相談した人は55.5%と過半数を占めた。しかし、より余裕のある「約1ヶ月以上前(31日以上前)」に相談できていた人は10.5%にとどまり、「7日以内」も15.0%みられた。
月経移動に関する情報をどこで知ったかという質問(複数回答)では、1位が「インターネット検索」で44.6%となり、「産婦人科・クリニック」の28.3%を上回った。次いで「SNS」が27.5%、「友人・知人から」が23.6%、「学校の授業や保健室」が10.1%となり、医療機関以外の経路から情報に触れている人が多い結果となった。
医師が解説する月経移動の仕組みと受診タイミング

クリニックフォア監修医で産婦人科医の山田 光泰氏によると、月経移動には基本的に中用量ピルが使用される。月経を後ろへ移動させる「遅らせる方法」では次回月経予定の5〜7日前から服用を開始し、月経を「早める方法」では次回の月経の初日〜5日目までの間から10日間〜14日間程度服用する。
月経移動は服用を開始するタイミングによって選べる方法が異なり、相談が直前になるほど選べる方法が限られ、成功率も低くなる傾向がある。そのため、クリニックフォアでは予定日から数えて最低でも1週間前、可能であれば1ヶ月以上前を目安に医師へ相談することを推奨している。なお、月経移動はオンライン診療でも受診が可能だが、国内では適応外使用となる場合があり、体質や持病によって服用できないこともあるため、医師の診察が必要となる。
調査概要
- 調査内容:月経移動に関する調査
- 調査対象:18歳〜44歳の女性 400名(全国/現在生理がある方、月経移動でピルを使用した経験のある方200名/経験のない方200名を均等に割り付け)
- 調査期間:2026年7月23日(木)〜7月27日(月)
- 調査方法:インターネット調査(ネオマーケティング)
本記事はクリニックフォアグループの発表(クリニックフォア調べ)をもとに作成。
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