特許事務所選びのAI回答をTechSuiteが調査 根拠の6割近くが公式サイト
TechSuite株式会社は、主要な3つのAIを対象に、特許事務所や弁理士選びに関する質問への回答内容を実測した調査結果を発表した。調査では日本国内で実際に検索される質問をAIに入力し、提示される特許事務所・弁理士法人や参照された情報源の集計・記録を行っている。対象となったのは、2026年9月時点で取得した72件のAI回答である。
上位への緩やかな集中と96にのぼる事務所の登場
調査結果によると、AIの回答内で観測された特許事務所・弁理士法人は96にのぼった。最も多く登場した事務所の登場率でも13.9%にとどまり、上位事務所への緩やかな集中と極めて広い裾野が共存する状況が示されている。なお、発表元では個社名の公表を控えている。
質問内容やAIプラットフォームによる回答傾向の違い
質問の切り口によってAIが挙げる事務所の顔ぶれは大きく入れ替わり、乗り換え検討を想定した質問と専門知識を重視する質問とでは上位に挙がる事務所が異なった。
また、事務所名などの固有名を挙げる姿勢もAIごとに異なっており、あるAIでは8割超の回答で事務所名を提示したのに対し、別のAIでは7割弱にとどまった。1回答あたりの平均事務所数も1.7〜3.4と幅が見られる結果となっている。
参照元の6割近くが事務所の公式サイト
AIが根拠とする情報源の内訳では、6割近くを事務所自身の公式サイトが占めた。また、比較・マッチングポータルも一定の割合を占めている。
なお、本調査は各AIが生成した回答の記録に基づく集計であり、特定事業者やサービスの推奨・品質保証を目的としたものではない。数値は調査時点のものであり、AIの回答はモデルの更新や質問文、時点により変動するとしている。

調査の概要
- 対象AI:ChatGPT / Google AI Overviews / Microsoft Copilot(3プラットフォーム)
- 対象地域:日本
- 調査時点:2026年9月
- 対象:AI回答72件/24クエリ(特許事務所・弁理士選びについて実際に検索される質問に基づく)
- 指標:各AI回答に登場した特許事務所・弁理士法人名、および引用元URLを集計・分類
本記事はTechSuite株式会社の発表をもとに作成されています。
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