ベガルタ仙台、2度目のクラウドファンディング実施へ

ベガルタ仙台は、クラウドファンディングプラットフォーム「スポチュニティ」を通じて、2回目のクラウドファンディングを実施する予定だ。今回の目的は、天然芝グラウンドに隣接するクラブハウス建設の資金調達だという。

ベガルタ仙台は2024シーズン、森山監督のもと、クラブの原点に立ち戻り、地域密着・若手育成を掲げてJ1昇格を目指している。しかし、目標はJ1昇格だけではない。J1昇格後も強く在り続け、宮城・仙台の人々に必要とされ、愛され、応援されるクラブになることが、ベガルタ仙台のあるべき姿だと考えている。

ベガルタ仙台30周年の節目に、クラブを強く、大きく、たくましくするために、新しいリソースを獲得し、成長を確実にしていく必要がある。東北学院大学との提携により、キャンパス内に夏芝を中心とした天然芝グラウンドが実現。さらに、老朽化が進んでいるクラブハウスを同じキャンパス内に建設することで、TOPチームの練習環境を大きく改善でき、選手たちの競技力向上が期待できるという。

2回目となる今回のクラウドファンディングでは、使いやすく永続的に利用できるクラブハウスを目指し、選手・クラブスタッフからのヒアリングも実施。プレーヤーのパフォーマンス最大化を重視したアップデート、機能性の向上を目的としている。具体的には、トレーニングルームの拡充、リラックスルームの充実、水風呂の温度管理の自動化など、フィジカル・コンディション管理に対する設備のアップデートなどを予定しているそうだ。

支援募集期間は2024年10月4日から11月11日までを予定。目標金額は7,500万円で、2回で1億円を目指すという。リターン品には、本クラウドファンディング限定の体験イベントやオリジナルグッズ、コラボグッズなどを検討中とのことだ。