11月2日から4日の3日間、東京・歌舞伎町で回遊型オールナイトアートイベント「BENTEN 2024」が初開催される。長年歌舞伎町で活動してきたアーティスト集団「Chim↑Pom from Smappa!Group」が芸術監督を務め、国内外から65組のアーティストが参加する。

本イベントでは、歌舞伎町のアートスペースや公共空間を繋ぎ、独自の芸術地区としての側面を可視化。展覧会やライブ、演劇、パフォーマンスなど、多彩なプログラムが展開される。

最終ラインナップとして、Netflixドラマ『地面師たち』の監督・大根仁と、テクノユニット「電気グルーヴ」のピエール瀧の出演が決定。また、小山田圭吾、砂原良徳、中原昌也による豪華セッションも実現する。会場は11月4日に王城ビルB1Fで開催される「『DOMMUNE KABUKICHO』 SAELLITE STUDIO」。

そのほか、人気ポッドキャスト番組『Y2K新書』のホスト・ゆっきゅんと、写真家の須藤絢乃による展示がデカメロンで行われ、ゲストに君島大空を迎えた特別パフォーマンスも披露される。

戦後から多様性に溢れ、前衛芸術家が集った歌舞伎町。その魅力を再発見し、アートの拠点として世界に発信する「アンダーグラウンドな芸術祭」の第1回目となる本イベントは、グローバルにもアート界にも新しい息吹を吹き込むことになりそうだ。