カシオ、サウナ用時計『サ時計』でクラファン実施
カシオ計算機は、サウナ用ウオッチ『サ時計』を開発し、12月2日正午より応援購入サービス「Makuake」でクラウドファンディングを実施する。近年のサウナブームにより、心身をリラックスさせる「ととのう」という言葉が話題となっているが、高温・高湿の環境で使えない腕時計やスマートフォンを持ち込めないという課題があった。
『サ時計』は、アナログ仕様の時刻表示と12分計に機能を絞り込み、ボタン一つで現在時刻を確認できる利便性を実現。耐熱電池の採用によりサウナ室内の高温環境(設定温度100℃以下のサウナで腕に着用した状態で15分以内の使用)で使用可能で、防水設計のケースに透湿性の低い樹脂を用いることで風防の曇りを抑えている。
本体は小ぶりで丸みのあるフォルムに仕上げ、バンドは着脱のしやすいカールバンドを使用。カシオオリジナルの2モデルとは別に、サウナ検索サイト「サウナイキタイ」とコラボレーションしたモデルも用意されている。
支援の募集に先立ち、現在開催中のイベント「全国サウナ物産展2024」(新宿マルイ本館B1F)にて、11月22日から『サ時計』を特別に展示する。
日本におけるサウナ人口は、2023年で約1779万人。その中で、月に1回以上サウナを利用する人は約650万人、2~3カ月に1回程度利用する人を含めると約951万人で、継続的に利用する愛好家が全体の半数ほどを占めている。