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HKS、全日本ラリーJN3クラスへ2027年本格参戦 26年11月にスポット参戦へ

静岡県富士宮市に本社を置く株式会社エッチ・ケー・エス(HKS)は、2027年シーズンより全日本ラリー選手権のJN3クラスへ本格参戦すると発表した。本格参戦に先立ち、2026年11月に群馬県で開催される2026年シーズン最終戦「MONTRE 2026」に「HKS GR YARIS」でスポット参戦する。同社は過酷な実戦環境を、技術力の向上と商品開発、次世代を担う技術者の育成につなげる目的で新たな挑戦を開始するとしている。

実戦環境を通じた商品開発と人材育成

ラリー競技は、舗装路をはじめとする多様な路面状況の中で変化する車両の状態を把握し、限られた時間で車両整備やセッティング変更を行うことが求められる。HKSはこうした環境を、車両や部品の性能・耐久性を検証するとともに、技術者の判断力や対応力を磨く機会と位置づけている。

今回の活動では、商品開発部門の若手スタッフを中心とした「HKS Rally Team」を編成して参戦する。競技を通じて得られる車両データや知見、ドライバーからのフィードバックを蓄積し、商品開発へ還元するとともに技術者の育成につなげる方針だ。

参戦車両・体制と実戦検証の計画

参戦クラスは4WD車両が競う「JN3」クラスで、参戦車両には「トヨタ GR YARIS」をベースとした「HKS GR YARIS」を使用する。ドライバーには全日本ダートトライアル選手権において2023年シーズンからDクラス・D2クラスで3連覇を達成した田口 勝彦選手を起用し、コ・ドライバーには全日本ラリー選手権で4度のクラスチャンピオン獲得実績を持つ北川 紗衣選手を迎える。

現在、2027年シーズンからのフル参戦に向けて車両開発およびチーム体制の構築を進めている。実戦検証の第一歩として2026年11月に群馬県で開催される全日本ラリー選手権最終戦「MONTRE 2026」にスポット参戦し、車両性能や耐久性、セッティング、チームオペレーション等の検証を行う。

開発テストと代表取締役社長のコメント

HKS GR YARISの開発では、実戦を想定したテスト走行を重ねて車両性能や各部の耐久性、セッティング等の確認が進められている。テストおよび実戦で得られた知見は、車両開発だけでなく今後の商品開発にもフィードバックされる。

代表取締役社長の水口 大輔氏は、オンロードで培った技術とダートトライアルで得たオフロードの経験を生かせる場としてラリーを選んだとし、社内のラリー経験者から若手へ技術と経験を継承して次世代の技術者を育てる場にしていく考えを示している。

参戦概要

  • 参戦競技:全日本ラリー選手権
  • 参戦クラス:JN3クラス
  • 参戦車両:HKS GR YARIS
  • クルー:ドライバー:田口 勝彦選手/コ・ドライバー:北川 紗衣選手
  • 参戦ラウンド:2026年:全日本ラリー選手権 Rd.9「MONTRE 2026」 へスポット参戦、2027年:全日本ラリー選手権 へ シーズンフル参戦

本記事は株式会社エッチ・ケー・エスの発表をもとに作成。

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