日本NPOセンターが設立30周年記念事業を開催へ フォーラムや展示企画を展開
東京都千代田区に拠点を置き大島誠が代表を務める認定特定非営利活動法人日本NPOセンターは、1996年11月22日の設立から間もなく30周年を迎えるにあたり、30周年記念事業を開催する。11月30日と12月1日にフォーラムや式典を実施し、市民セクターの30年の歩みを振り返るとともに次の30年に向けた議論を行う。さらに、特定非営利活動促進法(NPO法)の施行30周年に向けた展示企画も進める。

11月30日には、関連フォーラム「地域をつなぐデジタル -NPO・企業・行政の協働モデルを探る-」が開催される。近年、社会課題の複雑化や多様化に伴い地域社会を支えるNPOへの期待が高まる一方、多くのNPOでは人材や資金が限られ、活動の継続や発展においてデジタル基盤の整備が重要な課題となっている。
認定特定非営利活動法人日本NPOセンターは、TISI株式会社との協働のもとで2022年度よりNPOのデジタル基盤強化に取り組み、全国のNPOにおけるデジタル環境整備や業務改善、事業の発展を支援してきた。フォーラムでは5年目を迎えた本プログラムの成果と実践事例を共有し、NPO、企業、行政の各視点から地域社会におけるデジタル活用の可能性と協働のあり方を議論する。
中間領域のあり方を問う記念フォーラムと式典
12月1日には、浅草橋ヒューリックホールにて記念フォーラム&式典「社会を編み直す「中間領域」のあり方 -多様な市民活動から描く、これからのつながりとライフスタイル-」が開催される。
日本の市民セクターが発展する一方で、急速な単身化や市場化により旧来の相互扶助が機能不全に陥り、孤立や分断が深まっている背景がある。同センターは30周年を機に新ビジョンを策定し、公(行政)でも私(個人)でもない、人々を信頼と偶然で結ぶ「中間領域」の再構築を市民活動の役割として提示しており、当日は実践事例をもとに市民活動ならではの価値(市民知)を捉え直すセッションが予定されている。
当日の主なプログラムは以下の通りとなる。
- オープニングトーク 社会を編み直す「つながりの基盤」として ~NPO支援を通じた「中間領域」の再構築~
- ディスカッション1 孤立し、浮遊する社会で求められるつながりの紡ぎ方
- ディスカッション2 偶然の出会いが多様な連携を生む~触媒としてのNPOの可能性
- ディスカッション3 つながりの循環によって展開するこれからのNPOの可能性
巡回展示「市民活動の30年展(仮称)」を計画
2028年12月1日に特定非営利活動促進法(NPO法)が30周年を迎えることに合わせた企画も進められている。この30年間で約5万のNPO法人や多様な市民活動が誕生したことを受け、歩みを振り返り未来を描くための展示とフォーラムを展開する予定となっている。
関連イベントの概要は以下の通りである。
- イベント名:NPO法30周年記念事業「市民活動の30年展(仮称)」
- 期間:2026年12月1日~2028年12月1日
- 会場:各地域を巡回して展示
開催概要と問い合わせ先
各フォーラムの開催日程や問い合わせ先は以下の通りとなっている。
地域をつなぐデジタル -NPO・企業・行政の協働モデルを探る-
- 日時:2026年11月30日(月)14:30~17:00
- 会場:WASEDA NEO 早稲田大学日本橋キャンパス(東京都中央区)
- 参加費:無料
社会を編み直す「中間領域」のあり方 -多様な市民活動から描く、これからのつながりとライフスタイル-
- 日時:2026年12月1日(火)13:30~18:30(内フォーラムは13:30~16:00)
- 会場:浅草橋ヒューリックホール(東京都台東区)
- 参加費:10,000円
問い合わせおよび詳細情報
- 認定特定非営利活動法⼈日本NPOセンター(担当:吉田、上田、三本)
- 所在地:〒100-0004 東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル245
- 30周年記念事業特設サイト:https://30th.jnpoc.ne.jp
- E-mail:30th@jnpoc.ne.jp
本記事は認定特定非営利活動法人日本NPOセンターの発表をもとに作成。
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