メタバースプラットフォーム「クラスター」、オンライン大学と連携し教育プログラム提供へ

国内最大級のメタバースプラットフォーム「cluster」を運営するクラスター株式会社は、一般社団法人日本財団ドワンゴ学園準備会が2025年4月の開学に向けて設置認可申請中のオンライン大学「ZEN大学」(仮称)と連携し、キャリア教育プログラムを提供する予定であることを発表した。

ZEN大学は20以上の企業・団体と連携し、インターンシップなど社会の最先端で学ぶ実践的なキャリア教育プログラムを開発・提供する予定だ。国内外、リアルとオンラインを問わず、期間も短期・中期・長期に分かれた豊富なラインナップを用意し、学生の幅広いニーズに応えるという。

クラスターは年間250件以上もの法人の案件や自治体と取り組みを行っており、昨年度より「授業や部活における教育機関での『cluster』利⽤の無償化」に取り組んでいる。それらの活用事例を生かし、本プログラムでは「VRを活用したまちおこしプログラム」を提供する予定だ。

クラスターは日本発のメタバース業界のトップランナーとして、培ってきた知見を活かし、教育現場での「ミライを創造する人材」育成に貢献していくとしている。また、各中学校・高校への文化祭協力、大学への出張授業なども積極的に行い、IT教育の発展及び人材の育成に対しできる限りの協力をしていくという。

ZEN大学は、最先端のIT技術を活用し、すべての人に大学進学の機会を提供する。唯一の学部である「知能情報社会学部」では、特定の学問領域に偏らない学びを修めることで、激変するAI時代に対応して活躍するために必要なリテラシーを身につけることができるとしている。