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三菱電機デジタルイノベーション スマホでトラック積載率を測る新サービスを10月提供へ

三菱電機デジタルイノベーション株式会社は、LiDARスキャナ搭載スマートフォンでトラック荷台をスキャンし、積載率を計測できるサービス「Rulerless Truck」を2026年10月1日より提供開始します。計測した積載率はクラウド上に蓄積・共有でき、輸送効率化に向けたデータ活用を支援します。改正物流効率化法への対応が進む中、客観的なデータとしての記録や共有が難しかった積載率の可視化を図ります。

Rulerless Truckは、LiDARスキャナ搭載スマートフォンでトラック荷台をスキャンすることで、荷室と積荷を3Dモデル化して積載率を算出するサービスです。専用ソフトのダウンロードは不要でWebブラウザから操作でき、計測結果は3Dデータとともにクラウドへ保存されます。

期間別の積載率確認やCSV出力に対応しており、他のデータとの突合やローカル環境での分析にも活用できます。これまで現場の目視や経験則に頼ることが多く、荷主企業側からも把握しにくかった積載状況をデータ化します。

誤差5%以内の精度と企業間でのデータ共有

本技術には独自のアルゴリズムが採用されており、特許(特許第7850880号)を取得しています。同社の検証環境では、一定の撮影条件下において実測値との誤差が5%以内(同社検証環境における平均誤差から計算した結果。荷姿や撮影条件等により精度は変動する場合がある)の精度で積載率を算出できることが確認されています。

統一した方法で積載率を算出することで、荷主と物流事業者が同じ数値を基に輸送条件を協議したり、共同輸配送の空きスペースを把握したりするなど、企業の枠を越えた比較や連携に活用できます。また、取得したデータは三菱電機グループのデジタル基盤「Serendie」を通じて各種データやソリューションと連携させることも可能です。

サービスの提供開始に先立ち、株式会社クボタの物流関連部門において有償トライアルが実施され、実運用環境での有効性が検証されました。

株式会社クボタの担当者は、実物流現場での検証により運用可能なレベルの計測結果が得られることを確認できたとし、積載状況の客観的なデータ化による物流改善や情報共有への活用可能性を評価しています。

今後は路線別や時期別での集計にも対応する予定で、積載率が低い便の傾向特定を通じた共同輸配送や運行計画の見直し、荷姿の改善といった施策検討に向けた機能拡充が検討されています。

  • 月額利用料:オープン価格(拠点数に応じたライセンス価格、税抜)
  • 計測アプリケーション推奨環境:LiDARスキャナを搭載したiPhoneおよびiPad(ユーザー側で準備が必要、有償レンタルも可能)
  • 積載率計測・管理画面(PCブラウザ):Microsoft Edge、Google Chrome
  • サービス詳細URL:https://www.MitsubishiElectric.co.jp/medigital/solution/rulerless-truck/

本記事は三菱電機デジタルイノベーション株式会社の発表をもとに作成されています。

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