アジア最大規模のスペシャルティコーヒーイベント「SCAJ ワールド スペシャルティコーヒー カンファレンス アンド エキシビション2024（SCAJ 2024）」が、2024年10月9日から12日まで東京ビッグサイトで開催される。主催は一般社団法人日本スペシャルティコーヒー協会（SCAJ）。

今年で19回目を迎えるSCAJ 2024は、過去最高の390社・35か国からの出展が決定。昨年を上回る規模での開催となる見込みだ。西3・4ホール側のビジネス展示エリアでは、コーヒー豆や焙煎機、抽出器具など最新の製品やサービスが集結。南3ホールの「Coffee Village」エリアでは、日本全国から小規模のロースターやカフェが集まり、コーヒーファンとの交流を図る。

会期中は、利き珈琲選手権やコーヒー業界のサステナビリティを学ぶイベント、各国生産者によるセミナーなども開催。特設ステージでは、エスプレッソ、抽出、カッピングから焙煎まで、コーヒーに関わる7つの競技会で熱戦が繰り広げられる。

昨年好評だった「SCAJ NEW PRODUCTS AWARD」も今年はパワーアップ。来場者投票で決まる＜Good Product賞＞に加え、SDGsの理念に沿った商品を表彰する＜Sustainable Product賞＞が新設される。

SCAJは1994年に設立され、スペシャルティコーヒーの普及・啓蒙を目的に活動している。加藤慶人会長は「新たなる10年に向けて第一歩を踏み出す」と意気込みを語り、過去最大規模となるSCAJ 2024への来場を呼びかけている。コーヒー業界関係者のみならず、コーヒー好きには見逃せないイベントとなりそうだ。