ナレッジホールディングス、月刊AI検索業界レポート2026年9月号を公開へ
株式会社ナレッジホールディングスは、AI検索やSEOの最新動向をまとめた「月刊AI検索業界レポート 2026年9月号」を公開します。本レポートは2026年8月下旬から9月18日までに公表された国内外の調査やGoogle公式情報などを対象に、実務上の優先順位とともに整理したものです。複数の調査結果から、AI回答に引用・推薦される条件は特殊な施策ではなく、基本的な対策の積み重ねであることが示されています。


AI回答に選ばれる要因と従来施策の評価
専門家調査(Zyppy Signal、2026年9月16日公開)において、SEO専門家131名がGoogle AI OverviewsとAI Modeで「表示・選定・引用される」ことへの影響を−3(強い悪影響)から+3(強い好影響)で評価したところ、上位3項目は「AIクロール/スニペット許可」(+2.20)、「質問と回答の一致」(+2.15)、「AIの記憶内のブランド」(+2.08)となりました。
一方で、AI検索向けとされる「llms.txt」は+0.05で13項目中の最下位となり、「構造化データ」は+0.80にとどまりました。通常の検索順位が+1.89と上位にあることから、従来のSEOとAI検索対策には大きな重複が見られます。なお、本調査は専門家の意見を集計したものであり、因果関係を証明した実験ではありません。
国内での利用動向とAI Overviewsの引用傾向
サイバーエージェントの調査(15〜69歳9,278人・2026年8月期)によると、検索に生成AI(AI Mode含む)を使う人の割合は52.3%となり、調査開始以来初めて過半数を超えました。2026年2月から+7.5pt、2025年5月から+31.0ptの増加となっています。一方で検索エンジンの利用率も86.9%と高水準を保っており、年代別では10代が80.6%、40代が50.2%を記録しました。
また、リンクシェア・ジャパンがAI Overviewsの引用データ277件を検証した結果では、69.3%が冒頭のリード文以外である「本文中のブロック」から引用されており、リード文からの引用は30.7%でした。

BtoBにおける生成AIの比較検討利用

プロベルの調査(過去半年以内にBtoBサービスの選定・発注に関わった149人)では、情報収集や比較検討に生成AIを使う人が66.4%となり、比較サイト・紹介メディア(50.3%)を上回りました。検索エンジン(80.5%)に次ぐ情報源となっています。

利用方法としては「A社とB社を比較して」が37.6%、「自社課題を入力して助言と候補を聞く」が36.8%を占めました。AIが理由や客観的な評価とともに推奨した場合、未知の企業でも「積極的に候補に入れる」という回答が25.5%ありました。なお、母数は149人のため傾向を把握する参考値とされています。
AI検索への対応手順と計測指標
ナレッジホールディングスは、AI検索への対応として、まずrobots.txtやnoindexなどの設定点検により「読めるようにする」こと、次に見出し直下に結論を書いて「答えを先頭に置く」こと、そして独自データ等により「語られる存在になる」ことの順で進めることが有効だとしています。
また、計測に関してはSearch Consoleの生成AIレポート(AI Overviews・AI Modeの表示回数)を基準に据えることを推奨しています。
会社概要
東京都港区海岸1丁目2番20号 汐留ビルディング 3Fに所在地を置き、道川内 知が代表取締役を務める株式会社ナレッジホールディングスの概要は以下の通りです。
- 法人番号:3010701047591
- LLMO対策本部:愛知県名古屋市中区栄3丁目12-6-815
- 設立:2025年
- 従業員数:80名(契約社員・在宅ワーカー含む)
- 事業内容:AIシステムサービス・SNS、WEBマーケ・補助金助成金活用支援
- ホームページ:https://knowledge-hd.co.jp
本記事は株式会社ナレッジホールディングスの発表(Zyppy Signal、サイバーエージェント、リンクシェア・ジャパン、プロベルの各調査データを含む)をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



