手を使わずに履けるウォーキングシューズ「MEasy」

スポーツ用品メーカーのミズノは、手を使わずに簡単に脱ぎ履きができるウォーキングシューズ「MEasy」を2024年3月13日に発売する。これは、ミズノの公式オンラインストアと全国の取扱店で購入可能となる。

「MEasy」は、ミズノが開発した「オープンフィット構造」を採用している。これは、足を入れる際には靴口が広がり、履いている間は靴舌部分が足にフィットする設計になっている。これにより、従来のスリッポンタイプのシューズが抱えていた、足入れの容易さとフィット感の両立が困難という課題を解決している。

この新型シューズの主なターゲットは、育児や介護をしながら忙しく働く30~40代の女性で、発売から1年間で4,000足の販売を目指している。

「オープンフィット構造」は、靴を履くとき、歩くとき、靴を脱ぐときの3つの段階で異なる特長を発揮する。靴を履く際には、手を使わずに足を入れることができ、歩行中も靴が脱げることなく足にフィットし続ける。そして、靴を脱ぐときには、足を出すだけで靴舌部分が立ち上がり、靴口が再び広がる。

また、「MEasy」のソールには、ミズノの「MIZUNO ENERZY FOAM」が使用されている。これは、後足部から前足部にかけて柔らかく反発性の高い素材で、接地時の衝撃を緩和し、体重移動をサポートする。さらに、前足部では高い反発性により力強い蹴り出しをサポートし、接地から蹴り出しまでスムーズな足運びが可能となる。