アイドルが中小企業の後継者に、新プロジェクト始動

中高年ビジネスパーソンの副業支援に取り組むリードザセルフジャパン合同会社が、地方中小企業の後継者問題解決に向けた新たな取り組みを始めました。その取り組みとは、女性アイドルを後継者として起用し、事業承継を行うというものです。

リードザセルフジャパンは、除菌水生成装置の販売・メンテナンスを行うオーク販売株式会社を2024年4月11日付で事業承継しました。その後継者として、元ゆるめるモ!のメンバーで、リードザセルフジャパンのCIO(チーフ・アイドル・オフィサー)を務める佐々木しほが就任しました。

佐々木は、アイドル時代に獲得したノウハウや人的ネットワークを活用し、劇場やスタジオなど新たな販路を開拓します。これにより、事業承継を同社の第二創業期と位置づけ、事業成長を目指します。

日本の企業の99.7%は中小企業で、その多くが経営者の高齢化と後継者不足を課題として抱えています。経営者の高齢化は加速度的に進んでおり、平均年齢は2022年末時点で60才を超え、2025年迄に70歳を超える中小企業・小規模事業者の経営者は245万人となるとの調査もあります。

これらの課題を背景に、リードザセルフジャパンは、中小企業・小規模事業者の事業承継を活性化し、中小企業の後継者問題解決に向けた道筋をつけることを目指しています。

日本には9,000人ほどの女性アイドルがいると言われています。ほとんどのアイドルは10代半ばから活動のために多くの時間を費やし、30歳ごろまでに引退することが多いです。しかし、彼女たちが培ってきたステージ上での度胸、セルフブランディング力、集客術、何より顧客のことを思ってまっすぐに頑張れる力が、これからの日本社会の発展をけん引していく原動力へと転換されていく可能性があるとリードザセルフジャパンは考えています。

なお、リードザセルフジャパンは、株式会社キャンプファイヤーが運営するキャンプファイヤーコミュニティ内で『ステージからビジネスへ。アイドル人材による事業承継チャレンジ!!』というオンラインサロンを開設し、本プロジェクトの推進状況を公開しています。