ポニーキャニオンがアニメスタジオ「STUDIO DOTOU」と提携、オリジナル劇場アニメ制作
株式会社ポニーキャニオンは、新アニメーションスタジオ「STUDIO DOTOU」と業務提携し、オリジナル劇場アニメ『KILLTUBE(キルチューブ)』の制作に参加することを発表した。
STUDIO DOTOUは、CHOCOLATE Inc.、株式会社KASSEN、株式会社WACHAJACKが2024年7月4日に合同で設立した新しいアニメーションスタジオだ。各社の専門分野の垣根や業界の慣習にとらわれず、「新しいつくり方」を作ることを目指している。
CHOCOLATE Inc.のチーフコンテンツオフィサー栗林和明氏は、「いらない垣根を怒涛に壊し、脊髄に刺さるものを生み出していきます」とコメントした。株式会社KASSENの代表取締役太田貴寛氏は、「作品制作を通して人類の文化を更新することを目指していきます」と述べた。株式会社WACHAJACKの代表取締役澤井富士彦氏は、「様々な業界を跨いだ双発的なアプローチにより、従来の枠組みにとらわれない新しい作品作りを進めていきます」と語った。
ポニーキャニオンの取締役菊池貞和氏は、「『STUDIO DOTOU』として新しいアニメーション制作・ビジネスの創出への熱意を強く感じ、企画参画のみにとどまらない業務提携という形を取らせていただくこととなりました」とコメントした。
『KILLTUBE』は、2026年まで江戸時代が続いている日本を舞台に、身分制度が厳しい社会で最下層の3人組が大衆の嘲笑をはねのけ、頂点に挑むバトルエンターテインメントだ。監督は栗林和明氏が務め、2026年春の公開を目標としている。