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厚生連と医療法人AGRIE、なめがた地域医療センターの事業承継へ協議開始

茨城県厚生農業協同組合連合会と医療法人AGRIEは、土浦協同病院なめがた地域医療センターの事業承継に向けた本格的な協議を開始した。現時点で事業承継は決定しておらず、令和8年度内の実現を目途に関係者間で具体的な協議を進める。鹿行地域に必要な医療機能を持続可能な形で確保し、地域住民が安心して医療を受けられる体制の維持・充実を図る狙いがある。

協議開始の背景とこれまでの経過

土浦協同病院なめがた地域医療センターは、平成12年6月に「なめがた地域総合病院」として開院し、平成18年4月には救急センターを増築するなど、鹿行地域の中核病院として総合的な診療機能や救急医療を担ってきた。その後、周辺人口の減少や医療需要の変化などを背景に入院機能を段階的に縮小し、令和3年度以降はすべての病床を休床して外来診療に特化した運営を行っている。

こうした状況を踏まえ、茨城県厚生農業協同組合連合会は、原則として土地、建物、医療機器等の資産を含む事業全体を医療法人AGRIEへ承継する方向で協議を進めることとした。

新たな医療提供体制の構築と両者の連携

事業承継が実現した場合、医療法人AGRIEは訪問診療、外来診療、日中の救急医療、地域包括ケアを中心とした入院診療を提供する体制を想定している。現在の外来診療を中心とした体制に入院や救急などの機能を加えることで医療提供体制の拡充を図る。また、圏内の75歳以上人口の増加が見込まれることを踏まえ、高齢者救急において救急搬送から入院、退院支援、在宅医療までを地域の中で切れ目なく支える体制の構築を目指す。

事業承継後も両者は医療資源や専門性を生かし、医療人材の派遣や患者の入退院時の連携などを通じて協力していく方針としている。

医療法人AGRIEの概要

茨城県つくばみらい市伊奈東37-2に拠点を置く医療法人AGRIEは、伊藤 俊一郎氏が代表を務め、2015年5月に設立された。

  • 名称:医療法人AGRIE
  • 所在地:茨城県つくばみらい市伊奈東37-2
  • 代表者:伊藤 俊一郎
  • 設立:2015年5月
  • 事業内容:全国38箇所の診療所、介護老人保健施設、介護医療院、病院(別法人)

本記事は茨城県厚生農業協同組合連合会および医療法人AGRIEの発表をもとに作成。

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