大江戸温泉物語と湯快リゾート、66施設を統合
大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ株式会社と湯快リゾート株式会社は、2024年11月1日より全66施設のブランドを「大江戸温泉物語グループ」に統合すると発表した。これにより、全国で64の温泉宿と2つの温浴施設・テーマパークを展開する日本最大級のカジュアル温泉宿ブランドが誕生する。
統合後は、64の宿が「大江戸温泉物語」「大江戸温泉物語Premium」「大江戸温泉物語わんわんリゾート」「TAOYA」のいずれかの宿名となる。また、大江戸温泉物語が展開する公式会員サービス「いいふろ会員」が全宿に導入され、料理やサービスレベルの見直しも行われる。
ブランド統合の背景には、コロナ禍による旅行者数の減少や、円安などによる生活防衛意識の高まりがある。両社が一つになることで、温泉旅行をより身近な存在にし、良質な温泉宿泊体験を提供することが可能になると考えたという。
統合に伴い、11月1日には「TAOYA白浜千畳」(和歌山県)がリブランドオープン、「大江戸温泉物語Premium 加賀まるや」(石川県)と「大江戸温泉物語Premium 下呂本館」(岐阜県)がリニューアルオープンする。
新生「大江戸温泉物語」は、「ニッポンへ、出かけよう。」をコミュニケーションワードに掲げ、ブランドムービーやTVCM、新聞広告などを展開。日本古来の温泉文化を牽引するリーディングカンパニーを目指す。
また、ブランド統合を記念した特別キャンペーン「いいふろ!さ~いこ~キャンペーン」も実施。いいふろ会員限定で、2024年11月1日から2025年2月28日までの宿泊がスタンダードプランから15%OFF、さらに次回使える500円分のクーポンも進呈される。