QOC、2026年アジア競技大会にあわせ名古屋にベイト・カタールを開設へ
カタール・オリンピック委員会(QOC)は、2026年9月19日(土)から10月4日(日)まで開催される第20回アジア競技大会(愛知・名古屋)の期間中、カタール文化の体験空間「ベイト・カタール」(Bayt Qatar:アラビア語で「カタールの家」の意)を名古屋市内にオープンします。同空間では、カタールの文化や歴史的遺産、スポーツの歴史や主要な功績を紹介するとともに、2030年にドーハで開催されるアジア競技大会に向けた準備について発信されます。地域住民や家族連れ、スポーツファンなど幅広い来場者を迎え、アジアのスポーツコミュニティ全体をつなぐ架け橋となることを目指しています。
ベイト・カタールでは、2006年のドーハアジア大会から2030年に再びドーハで行われるアジア競技大会の準備に至るまでのスポーツ・レガシーを辿る展示が展開されます。写真やストーリー、インタラクティブな展示を通じて、カタールを代表するアスリートの功績や文化の変遷、未来への展望を紹介し、カタールの生活におけるスポーツ、文化、おもてなしの結びつきを伝えます。

また、大会期間中にはメダルを獲得するなど優れた成績を収めたカタールのアスリートを称える特別な祝賀イベントも実施される予定です。
伝統的なおもてなしと体験プログラム

空間の中心には、伝統的な集いの場である「マジリス」が設けられます。来場者にはアラビアコーヒー、紅茶、デーツ(ナツメヤシ)、薄焼きパン「レガグ」が振る舞われ、カタールに受け継がれるもてなしの作法や習慣に触れることができます。
さらに、以下のような各種体験プログラムも用意されます。
- サドゥ織り: 遊牧民ベドウィンの伝統的な織物体験
- アラビア書道: 伝統的なアラビア文字で名前を書く体験
- ヘナアート: カタールの伝統にインスパイアされたヘナデザイン体験
- デジタルアート制作: カタールから着想を得たパターンや視覚要素を用いて、現代的なデジタルアートをデザイン
- AIフォト体験: カタールをテーマにした没入型のデジタル空間に入り込み、自分だけのデジタルの思い出を作成
このほか、カタール人アーティストのムバラク・アル・マリク(Mubarak Al Malik)氏の作品から着想を得た「ポストカードの旅」も実施されます。来場者は入場時に未完成のカードを受け取り、館内の体験に参加しながらスタンプを集めることでアートを完成させ、記念として持ち帰ることができます。
関係者のコメントと今後の展望
開設にあたり、カタール・オリンピック委員会のジャシム・ビン・ラシド・アル・ブエナイン(H.E. Jassim bin Rashid Al Buenain)事務総長は、同空間が文化やホスピタリティ、スポーツの歩みを体感できる場であり、選手やファン、メディア、アジアのスポーツコミュニティが交流する空間になると説明しています。また、同国が「FIBAバスケットボールワールドカップ2027」、「FIVBバレーボール男子世界選手権2029」、そして2030年の「ドーハアジア大会」の開催を見据え、経験を発展させながらドーハで歓迎することに尽力し続ける意向を示しました。
ベイト・カタールの開催概要は以下の通りです。

- 開館日程:2026年9月19日 (土)~ 10月4日(日)
- 場所:愛知県名古屋市中区栄5丁目15-19 TIAD, オートグラフ コレクション内(アクセス:https://hotel-tiad.com/access/ )
- 入場料:無料
- 一般公開時間: 毎日10:30 ~ 19:30(入場枠には限りがあります)
- 入場事前登録:LINEのミニアプリ「mogily」から申し込み可能(LINE:https://miniapp.line.me/2006571323-Ve6JEwbq?eventID=IF6MFEsVk7yjGkmeVEub )
1979年に設立されたカタール・オリンピック委員会(QOC)は、国内におけるスポーツ発展支援や国際大会への選手団統括を担っており、2030年大会に向けてドーハ2030組織委員会らと連携を進めています。
本記事はカタール・オリンピック委員会(QOC)の発表をもとに作成されています。
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