国立環境研究所が企業向け気候変動適応e-learningを開発し無料公開
国立研究開発法人国立環境研究所(理事長:大島義人)は、企業による気候変動適応策の検討を支援するため「企業のための気候変動適応e-learning」を開発した。内閣府SIP第3期「スマート防災ネットワークの構築」における研究開発成果の一つとして制作されたもので、気候変動適応情報プラットフォーム(A-PLAT)のWebページで公開された。
開発の背景と目的
国立研究開発法人国立環境研究所は、内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期の研究課題「スマート防災ネットワークの構築」に研究開発機関として参画している。サブ課題B「リスク情報による防災行動の促進」において「高い気候変動適応能力を有する人材育成手法の開発及び企業向け研修プログラムの開発・実施」に取り組んでおり、今回の教材はその企業向け研修プログラムの一つとして開発された。企業による気候変動リスクの理解や適応策の検討を促し、具体的な防災行動につなげることを目指している。
なお、本研究開発は内閣府総合科学技術・イノベーション会議の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期「スマート防災ネットワークの構築」JPJ012289(研究推進法人:国立研究開発法人防災科学技術研究所)によって実施された。
学習教材の内容と今後の予定
教材は現在、気候変動の基礎を理解する≪入門編≫(9単元)と、水災害に特化した≪水災害対策編≫(3単元)がリリースされている。
今後は「気候変動リスクの分析手法」や「気候変動適応と他の環境課題」をテーマとした教材も順次リリースされる予定となっている。
e-learningの特長と受講方法
気候変動適応情報プラットフォーム(A-PLAT)のWebページからユーザーアカウントを取得することで、誰でも無料で受講できる。
教材の主な特長は以下の通りである。
- 本e-learningはすべて「無料」で受講可能
- 企業担当者だけでなく、行政職員、学生、一般の方まで受講可能
- 1単元約10分の動画教材
- 1単元10問程度の理解度確認テストを用意
- PCのほか、タブレット、スマートフォンでも受講可能
- インターネット環境があれば繰り返し受講でき、ユーザーアカウントごとに受講状況の進捗確認が可能
公開URL:https://adaptation-platform.nies.go.jp/private_sector/e-learning/
問合せ先
- e-learningに関する問合せ:国立研究開発法人国立環境研究所 気候変動適応センター ccca_info(末尾に”@nies.go.jp”をつけてください。)
- 報道に関する問合せ:国立研究開発法人国立環境研究所 企画部広報対話室 kouhou0(末尾に”@nies.go.jp”をつけてください)
本記事は国立研究開発法人国立環境研究所の発表をもとに作成されています。
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