ECCがシニア施設向け空間VR体験を提供開始 愛知で初イベント実施
株式会社ECC(本社:大阪市北区、代表取締役社長:花房雅博)の法人渉外事業部は、「ECCシニアプロジェクト」を立ち上げ、シニア施設向けサービスの提供を開始しました。第一弾として、施設にいながら旅行気分を楽しめる「空間VR体験プログラム」を商品化しています。2026年8月には、愛知県一宮市のシニア施設「サポートテラス開明」で、商品化後初となるイベントを実施しました。
幼児向けVRの知見を生かしてシニア向けに開発
日本では65歳以上人口が3,624万人、総人口の29.3%を占めるなど高齢化が進んでいます。また、内閣府「令和7年版高齢社会白書」によると65歳以上の28.4%が何らかの学習活動に参加しており、高齢期の暮らしにおける学習や社会参加などの活動機会の充実が求められています。
こうした背景から提供が始まったシニア施設向けサービスの第一弾が、「四季を旅する~VR大人の遠足」です。同プログラムは、ECC幼児教育推進部門が幼稚園・保育園向けに提供する「ECCえいごVRたいけん」のノウハウを生かして開発されました。保育園とシニア施設を運営する社会福祉法人の経営者から要望を受けたことをきっかけに、関西のシニア施設でのテスト導入を経て商品化に至りました。
「四季を旅する~VR大人の遠足」は、VRゴーグルを使用せず、施設内の壁面やスクリーンに映像を投影する空間VR体験プログラムです。水族館や観光地、四季の風景などの映像により、室内にいながら様々な場所を訪れたような体験を、周囲との会話を交えながら楽しむことができます。
株式会社ECC取締役・法人渉外事業部 事業部長の白川裕一氏は、「今回の『空間VR体験プログラム』は、施設にいながら新しい場所を訪れたような体験を、周囲の方々と一緒に楽しんでいただけるプログラムです」とコメントしています。
愛知県の施設で初イベントを実施
2026年8月19日には、「サポートテラス開明」(愛知県一宮市)で商品化後初となるイベントが実施されました。
体験後の参加者からは「花火」「ペンギン」「くらげ」などが印象に残ったものとして挙げられたほか、「VR体験はとても楽しく、本当にその場に行ったような気分になりました」「体験して、誰かと話したくなりました」といった声が寄せられました。
また、施設担当者へのアンケートではVR体験イベントについて「満足」、参加者の反応について「良かった」との回答が得られ、昔の思い出を話す様子や発言・会話の増加が見られた点が評価されています。
ECC法人渉外事業部「ECCシニアプロジェクト」では、今回の体験で得られた参加者や施設担当者の声を今後のサービスに生かしながら、需要に応じて他のシニア施設への展開を進めるとともに、新たな学びやレクリエーションの開発に取り組むとしています。
プログラムの詳細は以下の通りです。
- 名称:四季を旅する~VR大人の遠足
- 対象:介護施設・シニア施設等
- 内容:施設内にスクリーン等を設置し、ゴーグルを使用せず、複数人で映像空間を体験するレクリエーションプログラム
- 人数:1回10~20名程度を目安に、複数回での実施が可能
- 費用:1回15分×6コマ/15~20名×6回 120,000円(税別)※出張エリア・内容に応じて別途見積もり
本記事は株式会社ECCの発表をもとに作成しました。
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