レオス・キャピタルワークス調査、相続の事前対話希望は7割超も具体化は1割未満
レオス・キャピタルワークス株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:湯浅光裕)は、全国の18〜79歳男女約2,000名を対象に実施した「資産形成に関する消費者実態調査」の結果をもとに、世代別2,000人のリアル「私たちのお金白書」の第1弾を発表した。今回の調査では、敬老の日を前に考えたい「親子のお金の会話」をテーマに、家族間における相続や資産についての意識と行動の実態を分析している。調査の結果、相続について事前に話しておきたいと考えている人が親子ともに7割を超える一方で、具体的に話せている割合は1割未満にとどまる実態などが明らかになった。

今後、相続の受け取りまたは承継が発生する予定の人を対象に調査したところ、相続について事前に話しておきたい気持ちがあると回答した割合は、親の財産を受け継ぐ側で72.8%、自分の資産を残す側で71.4%となり、双方で7割を超えた。一方で、「すでに具体的に話している」と回答した割合は受け取る側で9.5%、渡す側で4.1%にとどまっている。同社は、必要性を感じながらもきっかけがないまま先送りされている状況がうかがえるとしている。
会話が進まない理由は切り出し方への戸惑い
具体的に話ができていない理由を尋ねたところ、受け取る側の1位は「どう切り出せばよいか分からない/きっかけがない」(27.2%)となった。また、渡す側の1位は「何を話せばいいか分からない」(13.8%)という結果となった。この結果から、知識不足や関係性の問題ではなく、双方が同じように相手が切り出すのを待つ状態が生じていることが示されている。
不安の要因は金額よりも資産の把握状況

今後、相続・資産を受け継ぐ予定の人に心配なことを尋ねた質問では、相続税(32.3%)や手続き(32.2%)に続いて、「親等の財産の全体像が分からない」(26.1%)、「どこに・どの金融機関に資産があるか把握できていない」(21.7%)が上位に挙がった。受け取れる金額そのものよりも、手続きや資産の所在が分からないことが不安の中心になっている傾向がみられる。

対話の開始が財産把握や老後の安心につながる傾向

すでに親と具体的に話している人では、親の財産や重要情報(書類の所在、口座の有無等)について58.3%が「把握している」または「ある程度把握している」と回答した。これは今後相続・資産を受け継ぐ予定の人全体(25.2%)の2.3倍に相当する。また、渡す側ですでに子どもと具体的に話している人では、重要書類の整理(19.6%)やエンディングノートの準備・検討(16.1%)などの準備が進んでいる。


受け取る側において、相続への心配が自分自身の老後不安に「影響している」と回答した割合は41.5%で、「話しておきたいが、まだできていない」層では57.7%に達した。さらに、専門家に相談したい意向を持つ人は受け取る側・渡す側の双方で6〜7割にのぼるものの、そのうち約4割が「どの専門家に何を相談すべきか分からない」と回答している。

調査および会社概要


本調査の概要は以下の通り。

- 調査主体:レオス・キャピタルワークス株式会社(調査実施機関:株式会社インテージ)
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:全国の18〜79歳男女
- 調査期間:スクリーニング調査:2026年4月28日(火)〜2026年5月1日(金)、本調査①:2026年5月8日(金)〜2026年5月9日(土)、本調査②:2026年5月8日(金)〜2026年5月12日(火)
- 調査対象人数:スクリーニング:5,309人(20,777人回収のうち性年代構成比に合わせて抽出)、本調査①:2,122人、本調査②:2,008人
レオス・キャピタルワークス株式会社は、SBIグローバルアセットマネジメント株式会社(証券コード4765)のグループ会社で、投資信託「ひふみ」シリーズの運用・販売などを手掛ける資産運用会社である。なお、同社は2026年12月1日付で「SBIレオス・キャピタルワークス株式会社」に商号変更を予定している。
- 全調査レポート:https://www.rheos.jp/research/money-hakusho_vol1.pdf
- 公式サイト:https://www.rheos.jp/
- エンディングノート関連情報(ひふみラボ):https://hifumi.rheos.jp/labo/2026/rougoshikin04.html
- 投資信託にかかる費用・リスク:https://www.rheos.jp/policy/risk/
- 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1151号
- 一般社団法人資産運用業協会会員
本記事はレオス・キャピタルワークス株式会社の発表をもとに作成。転載時のクレジット表記は、世代別2,000人のリアル「私たちのお金白書」(レオス・キャピタルワークス作成)。
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