アジラと武庫川学院、武庫川女子大学でAI警備システムの実証実験を開始へ
株式会社アジラと学校法人武庫川学院は、武庫川女子大学 中央キャンパスにおいてAI警備システム「AI Security asilla」の実証実験を開始する。期間は2026年9月から2027年2月までの約6ヶ月間を予定している。既設の防犯カメラ映像を活用したAI映像解析により、キャンパス内の安全確認体制の強化を検証する方針だ。
実証実験の背景と目的
多くの大学において地域に開かれたキャンパスづくりと安全な環境整備の両立が求められるなか、広大な敷地を限られた人数の警備員だけでカバーする課題に対し、既設の防犯カメラを活用するAI映像解析への関心が高まっている。
1939年創設の武庫川学院が運営する武庫川女子大学は、2027年4月に「武庫川大学」への名称変更と全13学部21学科での共学化を予定しており、学生や教職員が安心して過ごせる環境整備の強化方策を検討してきた。今回の実証実験で採用された「AI Security asilla」は、顔認証を用いず映像から抽出した骨格情報をもとに行動を解析する独自技術を備えており、学生のプライバシーに配慮した検知が可能な点も評価されたとしている。
実証実験の概要と検証内容
実証実験では、武庫川女子大学 中央キャンパスにおいて既設防犯カメラの映像解析を行い、以下の項目を中心に検証を進める。

- 立入制限エリアへの進入検知:関係者以外の立ち入りを制限しているエリアへの進入をAIが検知し、警備員・大学職員へ即時通知
- 異常な行動の早期発見:長時間の滞留やうろつきなど、通常の利用実態から外れた行動をAIが自動で検知し、警備員へ即時通知
- トラブルの早期発見:学生間のもめ事など、トラブルにつながりうる行動の兆候をAIが検知し、迅速な対応につなげる
両者は安全確認の精度向上と初動対応の迅速化に向けた検証を進め、実証結果を踏まえて継続的な運用を検討していくとしている。
AI警備システム「AI Security asilla」の特徴
「AI Security asilla」は、既存の防犯カメラ映像をAIが24時間365日解析し、暴力、転倒、侵入などの異常行動や、徘徊、混雑、体調不良などの注意行動を瞬時に検知するシステムである。人によるモニタリングでは見逃しやすい異変を捉えて警備員や管理者に即座に通知する仕組みで、既設カメラをそのまま活用できるため設備投資が不要なセキュリティソリューションとされている。

関係組織の概要
学校法人武庫川学院
- 代表者:理事長 大河原 量
- 所在地:兵庫県西宮市池開町6-46
- 事業内容:大学、大学院、附属中学校・高等学校、幼稚園、保育園等の設置・運営
- 公式webサイト:https://www.mukogawa-u.ac.jp/
※武庫川女子大学は兵庫県西宮市に3つのキャンパスを有し、13学部21学科、大学院8研究科14専攻に約1万人の学生が学ぶ。中央キャンパスは阪神電車「鳴尾・武庫川女子大前」駅から徒歩約7分に位置する。
株式会社アジラ
- 代表者:代表取締役CEO 尾上 剛
- 所在地:東京都町田市中町一丁目4-2
- 事業内容:行動認識AIをベースとした各種プロダクト・ソリューションの開発・提供
- 公式webサイト:https://jp.asilla.com/
本記事は株式会社アジラの発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



