山形県が蔵王の樹氷復活に向けGCFで寄附募集 返礼品に宿泊補助券など
山形県は、クラウドファンディング型でふるさと納税を募る「ガバメントクラウドファンディング」を通じて、樹氷復活を目的とした寄附を受け付けている。樹氷を形づくるオオシラビソ林の虫害による枯死に対応し、子どもたちが参加する移植や環境体験学習などの再生事業に充てる方針だ。県外在住者向けの返礼品を用意し、目標金額を100万円に設定している。

蔵王の樹氷が直面する危機
蔵王の樹氷は大きいもので5mを超え、それぞれが異なる形をしていることから「アイスモンスター」とも呼ばれている。現在、樹氷を形づくる針葉樹であるオオシラビソ(通称:アオモリトドマツ)が虫の食害を受け、山形県側では約2万3千本(全本数の約2割弱)が枯れる被害が発生している。特に被害が大きい地蔵岳山頂付近では、自生する稚樹(小さくて若い木)がほとんど確認できない状況となっており、自然の力のみによる再生は期待できず樹氷の形成が危ぶまれている。
樹氷復活に向けた取り組みと寄附金の使途
オオシラビソ林が再生し樹氷が復活するまでには70年以上を要すると考えられており、取り組みを次世代につなげていくことが求められている。山形県では令和5年3月に「樹氷復活県民会議」を設立し、オオシラビソ林の再生に取り組んでいる。集まった寄附金は以下の活動に活用される。
- 子どもたちが参加する、自生稚樹の移植
- 子どもたちがオオシラビソの生態を学び、保全活動を行う環境体験学習



活動の様子は、樹氷復活県民会議のホームページ(https://yamagatayama.com/jyuhyo/)で公開されている。


寄附募集の概要と返礼品
今回のガバメントクラウドファンディングの概要は以下の通りである。

- 寄附募集期間:令和8年9月30日(水)まで
- 寄附募集場所:ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイスGCF」
- 目標金額:100万円
- 寄附ページURL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/5647


県外在住の寄附者に向けては、以下の2種類の返礼品が用意されている。
- 里山で楽しむ、頑張らないウォーキング!【夏】(クアオルト健康ウォーキング)(https://kaminoyama-spa.com/tour/1783.html)
- やまがた女将会の宿で利用できる宿泊補助券(https://kyokai.yamagatabussan.com/okamikai-list/)
本記事は山形県の発表をもとに作成しています。
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