オートリース4社とEV充電で提携、GOが法人車両のEV化を加速

GO株式会社は、オートリース大手4社および主要株主2社と業務提携契約を締結した。この提携により、法人向けEV充電インフラの拡充を目指す。提携先のリース各社は、車両管理台数合計約350万台、業界シェア8割以上を占める。

運輸部門のCO2排出量のうち、法人車両の排出量は約6割近くを占め、マイカーの排出量の約2倍に上る。多くの企業がCO2排出量削減目標を掲げ、法人車両のEV化等の施策を進めているが、EV車両の普及および利用拡大のためには、車両のみならずEV充電設備の普及も不可欠だ。

本提携において、リース各社は、EVを利用するリース顧客からの充電インフラに関するニーズをGOに連携し、また当該リース顧客にGOのEV充電サービス『GO Charge』を案内することで利用促進を図る。GOは実態ニーズを踏まえた適切な充電インフラ整備と運用面・コスト面において、持続可能な形で最適化された充電サービスを提供する。

『GO Charge』は、街中に設置されているEV急速充電スポットの検索・予約・決済の3ステップをオンラインで完結できるEV充電サービスだ。充電スポットには、再生可能エネルギー100%で充電できる出力100kWの急速充電器が設置されている。『GO Charge』では、充電出力に依存しない、充電電力量に応じた従量課金で利用できる。

GOでは神奈川県横浜市を皮切りに、全国で『GO Charge』が利用できるよう、EV急速充電スポットの設置を展開していく予定だ。