京都精華大学、paiza.IOを入試に採用

ITエンジニア向けの転職・就職・学習プラットフォーム「paiza」を運営するpaiza株式会社は、京都精華大学が2025年度入学者選抜の入学試験でプログラミングのコード記述試験を実施するにあたり、paizaの無料オンラインプログラミング実行環境サービス「paiza.IO」が採用されたと発表した。

この採用により、京都精華大学は新しい学習指導要領に基づき「情報Ⅰ」を履修した高校生が大学入学試験の受験対象者となる初めての試験をスムーズに導入することが可能となった。メディア表現学部の総合型選抜2期においてプログラミングのコード記述試験を導入することとなり、そのためのオンラインプログラミング実行環境として「paiza.IO」が選ばれた。

「paiza.IO」は、ユーザーが開発環境を構築することなく、インストールするだけでブラウザ上でコードを書いて実行することができるオンラインプログラミング実行環境である。主要32言語に対応しており、無料で利用が可能だ。これにより、京都精華大学はすべての受験生が平等な環境でプログラミング課題を解く体制を整えることができた。

京都精華大学は1968年に開学し、表現で世界を変える人を育てる大学として知られている。5つの特色ある学部と大学院を有し、表現を通じて社会に貢献する人を育成している。

一方、paizaは国内最大のITエンジニア向け転職・就職・学習プラットフォームで、オンラインでのプログラミングテスト「paizaスキルチェック」を受験してスキルを証明し、それを使って転職・就職する独自のサービスを提供している。現在、paizaの登録者数は約69万人で、4,200社を超える企業が採用に利用している。

今後もpaizaは、「人と企業に絶え間ない成長を促す唯一無二のプラットフォーム」作りを目指し、IT人材を育成する教育機関、IT人材を採用する企業、IT人材として活躍する、活躍を目指す個人に役立つサービスの提供を行っていくとしている。