ギミックが患者白書2026を初公開 医師情報や丁寧な説明を重視する実態が判明
医療プラットフォーム事業を展開する株式会社ギミックは、全国の患者4,000人を対象とした実態調査レポート「患者白書2026」を初めて公開しました。同社が運営するクリニック経営支援メディア「クリニック未来ラボ」が発行したもので、医療機関選択の基準から受診体験、受診後の行動まで患者の声を分析しています。医療環境や患者ニーズが変化するなか、患者視点の気付きや課題を可視化し、クリニック経営に役立つ示唆を提供することを目的としています。
調査によると、クチコミやSNSで得た情報の取り扱いについて、88.2%が「その後さらに詳しく調べたことがある」と回答しました。多くの患者がクチコミやSNSを追加の情報収集のきっかけとして活用し、複数の情報源を照合しながら慎重に判断している状況がうかがえます。

医療機関選定時に重視するポイントでは、「診療日・診療時間」(71.0%)が最も高く、次いで「医師に関する情報(診療方針や得意領域など)」(69.2%)、「立地の利便性(自宅や職場からの距離)」(61.3%)となりました。医療機関選びにおいて「通いやすさ」だけでなく「医師への信頼」も重要な判断基準になっていることが示されています。


診療中のストレス要因とコミュニケーションの課題

診療中にストレスを感じる要因については、「説明が不十分」(45.0%)が最多となり、続いて「質問がしづらい」(33.2%)、「医師の言葉遣いや話し方」(27.1%)が挙げられました。一方で、診療中にストレスを感じていない患者は3割未満にとどまっています。
これらの結果から、診療中のストレスの多くはコミュニケーションに起因しており、医師やスタッフとの丁寧な対話が納得感を左右する要素であると考えられます。
再診意向を左右する医師の丁寧な説明
再診意向に影響する要因としては、「医師の説明の丁寧さ」(70.1%)が最も高く、「医師の人柄やコミュニケーション」(62.3%)、「診療の正確性や専門性」(58.7%)が続きました。また、「スタッフ対応」(51.9%)や「治療方針のわかりやすさ」(50.2%)も過半数が重視すると回答しています。
再診意向は治療結果だけでなく、患者が診療内容を理解し納得できたかに大きく影響されており、適切な診療に加えて内容をわかりやすく伝えることが重視されている実態が浮き彫りになりました。
調査の概要
今回の調査の詳細は以下の通りです。
- 調査期間:2026年3月18日~2026年3月24日
- 回答数:4,000人
- 対象:全国20~59歳の男女(インターネットを活用して病院・先生に関する情報を直近1年間に2回以上検索したことがあり、1回以上通院したことがある方)
- 調査方法:インターネットでのパネル調査
- インターネット調査のパネル委託先:「ネオマーケティング」
本記事は株式会社ギミックの発表をもとに作成されています。
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