池井戸潤原作『アキラとあきら』がオーディオブック化
池井戸潤原作の『アキラとあきら』が、KBC九州朝日放送でラジオドラマ化され、10月7日からaudiobook.jpでも配信されることが決定した。井上芳雄と加藤和樹がダブル主演を務める。
『アキラとあきら』は、倒産した町工場の息子・山崎瑛と大企業の御曹司・階堂彬という対照的な生い立ちを持つ2人の物語だ。異なる人生を歩んできた2人だが、同じ銀行に同期入行し、やがて逆境に立ち向かうことになる。
主人公の山崎瑛を演じるのは、福岡出身でミュージカル界を中心に活躍する井上芳雄。もう一人の主人公・階堂彬役は、『下町ロケット』でギアゴースト社長・伊丹大を演じた加藤和樹が務める。2人は公私ともに親交が深く、声の演技にも注目だ。
放送エリア外のリスナーや途中から聴き始めたリスナーも、audiobook.jpの「聴き放題サービス」でアーカイブ配信を楽しめる。ハイクオリティな放送と素晴らしい作品・キャスティングで、幅広い世代にラジオの魅力を届ける。
KBCラジオでの放送は9月30日から毎週月曜18時30分。音楽は野島裕史が担当し、エンディングテーマは岩佐一成の「待ち合わせ」。STV、SBC、TBC、文化放送、SBS、ABCなど、全国各地のラジオ局でも放送予定だ。
11月3日には番組イベント「ミヤリサン製薬 ラジオ劇場 アキラとあきらトークライブ~新たな一歩~」の開催も決定。加藤和樹、日髙のり子、黒田崇矢、野島裕史、倉野尾成美(AKB48)、佐藤綺星(AKB48)が出演予定で、観覧募集は10月14日まで。
池井戸潤原作の音声ドラマ化は、『下町ロケット』に続く試みだ。”耳で聴く楽しさ”を意識した音声表現と豪華キャストの競演に期待が高まる。