EUROIMMUN Japan、抗NMDA受容体抗体検出の体外診断用医薬品で承認取得
ディルク・ベッカー氏が代表取締役を務めるEUROIMMUN Japan株式会社は、脳脊髄液中の抗NMDA受容体抗体を検出する体外診断用医薬品「IIFT:抗NMDA受容体抗体 ユーロイミューン」について、2026年9月10日付で製造販売承認を取得しました。本製品は抗NMDA受容体脳炎の診断の補助を目的としており、現時点では保険未収載となっています。
体外診断用医薬品の承認を取得
EUROIMMUN Japan株式会社が製造販売承認を取得した「IIFT:抗NMDA受容体抗体 ユーロイミューン」は、脳脊髄液(CSF)を検体種とし、IIFT(間接蛍光抗体)法を測定原理とする体外診断用医薬品です。
本製品は脳脊髄液中の抗 NMDA 受容体抗体の検出を行い、抗NMDA受容体脳炎の診断を補助します。
抗NMDA受容体脳炎の特徴と検査の意義
抗NMDA受容体脳炎は、自己免疫性脳炎の代表的な疾患の一つとして認識されています。精神症状、認知機能障害、てんかん発作、不随意運動、意識障害、自律神経症状など、多彩な神経学的・精神医学的症状を呈することが報告されています。
抗NMDA受容体抗体は本疾患の特徴的なバイオマーカーとして知られており、抗体検査は国際的な診断アプローチにおいて活用されています。
製品の基本情報
承認を取得した製品の詳細は以下の通りです。
- 製品名: IIFT:抗NMDA受容体抗体 ユーロイミューン
- 承認取得日: 2026年9月10日
- 承認番号: 30800EZX00034000
- 使用目的: 脳脊髄液中の抗 NMDA 受容体抗体の検出(抗NMDA受容体脳炎の診断の補助)
- 測定原理: IIFT(間接蛍光抗体)法
- 検体種: 脳脊髄液(CSF)
EUROIMMUNについて
EUROIMMUNは、神経疾患、自己免疫疾患、感染症およびアレルギー領域における体外診断用医薬品の開発・製造を行うグローバル診断企業です。日本国内においても診断ソリューションの提供を行っています。
本件に関する問い合わせは、EUROIMMUN Japan株式会社(メール: EI-JP-info(at)euroimmun.co.jp、ウェブサイト: https://www.euroimmun.co.jp/ )で受け付けています。
本記事はEUROIMMUN Japan株式会社の発表をもとに作成しています。 (引用文献: Graus F, et al. Lancet Neurology. 2016;15(4):391-404. https://www.thelancet.com/journals/laneur/article/PIIS1474-4422(10)70253-2/abstract / Dalmau J, et al. Lancet Neurology. 2019;18(11):1045-1057. https://www.thelancet.com/journals/laneur/article/PIIS1474-4422(19)30244-3/abstract )
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