子育てマップアプリ「iiba」がシード2ndラウンド資金調達、サービス拡大へ

株式会社iibaは、子育てマップアプリ「iiba」の開発・運営を行うスタートアップだ。同社は、シード2ndラウンドにおいて、スタートアップファクトリー代表の鈴木おさむ氏、株式会社出前館代表取締役CEOの藤井英雄氏、THE CREATIVE FUND, LLP代表パートナーの小池藍氏、Coalis Inc.ジェネラルパートナーの原田明典氏、古川健介氏、株式会社THEATER GUILD常務取締役の曽我健氏など、複数の投資家から資金調達を実施したことを発表した。

調達した資金は、ユーザーの利便性向上のための開発、プラットフォーム化に向けた事業者向け機能の開発、自治体DX事業の推進に充てられる予定だ。

また、同社は総フォロワー数300万人を超える「子連れのおでかけインフルエンサー」200名を新たにアンバサダーとして迎え入れた。彼らは、フォロワーを巻き込む形でマップ作成に参加するという。

さらに、今回のアップデートでは「評価機能」が新たにリリースされた。ユーザーは訪れたスポットを「審査員」感覚で評価することができ、満足度など各項目の評価をすることで、より便利にアプリを活用できるようになった。評価された情報は家族の思い出として記録されるだけでなく、今後はアプリが学習し、おすすめの場所がレコメンドされるよう進化していくとのことだ。

同社代表取締役CEOの逢澤奈菜氏は、「子育てという非常にレガシーな領域で、今まで取り残されてきている大きな社会課題を本質的に解決していきます。子育ての課題解決に向かう上で、全てのサービスは競合ではなく共存すべきサービスです。みなさま一人一人の子育て支援を、しっかりと当事者に届けられるよう邁進しますので、ぜひiibaへの応援をよろしくお願いします!」とコメントしている。

同社は、全国を網羅したインフルエンサーのネットワークにより日本最大級の子連れおでかけメディアとして、さまざまなプランを用意しているとのことだ。子育て支援に関する情報を、適切な人に、適切なタイミングで届けていくことを使命としている。