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GO FOR KOGEI、金沢市でDIALOGUESとAPERTOを10月31日から開催へ

認定NPO法人趣都金澤は、北陸から工芸の新たな見方を発信するプロジェクト「GO FOR KOGEI」の新たな取り組みとして、「DIALOGUES」と「APERTO」を2026年10月31日から11月29日までの期間中11日間にわたり、石川県金沢市内各所で開催します。本企画は、ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展と同時期に現地で開催されている展覧会『身体と物質のエスノグラフィー―加速社会における遅さと深さ』での実践を受けて立ち上げられたものです。領域横断的な対話と次世代作家による展示を通じ、「工芸的なるもの」の可能性を多角的に検証します。

国際的な実践から問いを深める2つの新プロジェクト

GO FOR KOGEIは、2020年から北陸を舞台にジャンルにとらわれない工芸のあり方を提示してきました。近年はフランス、韓国、イギリス、台湾、イタリアなどで国際的なプロジェクトを展開しており、現在はイタリアのパラッツォ・ピザーニ・サンタ・マリーナにて『身体と物質のエスノグラフィー―加速社会における遅さと深さ』(2026年5月9日―11月22日)を開催しています。

今回金沢市で始動する「DIALOGUES」と「APERTO」は、ヴェネチアでの国際展で得られた経験や問いを出発点とし、国内プロジェクトとして多角的に検証を深める試みです。

DIALOGUESは、建築家、キュレーター、美術評論家、研究者ら異なる領域の実践者を招き、「つくること」を主眼に現代の表現や社会との関係を捉え直す対話プログラムです。期間中に4つのセッションが予定されています。

10月31日には玄門寺にて、キュレーターの秋元雄史と建築家のクラパット・ヤントラサスト、出展作家の川井雄仁、中田真裕、牟田陽日、コ・キュレーターの高山健太郎が登壇し、ヴェネチアでの実践を振り返るセッションが実施されます。11月1日には白鷺美術でAPERTO出展作家陣(O33、髙橋稜、寺嶋勇人、宮城葵色、レイモンド愛華、山下茜里)とコ・キュレーターの髙井康充によるオープン・ダイアログが行われます。

11月7日には同じく白鷺美術にて美術評論家の中尾拓哉と髙井康充によるマルセル・デュシャンと手仕事をテーマにした対話が組まれています。さらに11月28日にはハイアット セントリック 金沢にて「KOGEI Art Fair Kanazawa 2026」との共同企画として、文化研究者の山本浩貴、台南市美術館館長の龔卓軍、秋元雄史が登壇し、KOGEIと世界の関係性を議論します。

次世代作家が探究する実験の場「APERTO」

APERTOは、次世代のアーティスト7名(O33、吉皓鈴、髙橋稜、寺嶋勇人、宮城葵色、レイモンド愛華、山下茜里)とともに展開する展示シリーズです。「工芸的なるものの輪郭——未だ名付けえぬ表現の可能性」をテーマに、工芸を素材や技法のみに限定せず、身体や物質、土地、歴史、他者との関係を含む多層的な実践として探究します。

会場は金沢市内の白鷺美術、スタジオあ、Noetica、Pasand by ne Quittez pas 金沢の4会場で、確立された価値の提示にとどまらず、制作や対話を通じて新たな問いや表現を立ち上げる実験の場を目指します。

開催概要

  • タイトル:GO FOR KOGEI DIALOGUES / APERTO
  • 会期:2026年10月31日(土)-11月29日(日)[うち11日間]
  • 公開日(APERTO):10月31日(土)、11月1日(日)、7日(土)、8日(日)、14日(土)、15日(日)、21日(土)、22日(日)、27日(金)、28日(土)、29日(日)
  • 時間(APERTO):13:00–18:00
  • 会場:石川県金沢市内各所(白鷺美術、スタジオあ、Noetica、Pasand by ne Quittez pas 金沢、玄門寺、ハイアット セントリック 金沢 ほか)
  • 主催:認定NPO法人趣都金澤
  • リードパートナー:株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
  • 鑑賞料(APERTO):無料(白鷺美術は11月15日(日)コンサートチケット持参者のみ入場可、11月22日(日)休廊)

本記事は認定NPO法人趣都金澤の発表をもとに作成しています。

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