エレコム、Wi-Fi 7対応アクセスポイント発売

エレコム株式会社は、2024年9月下旬に次世代規格であるWi-Fi 7に対応した無線LANアクセスポイントを発売する予定だ。Wi-Fi 7は従来のWi-Fi 5やWi-Fi 6と比べてネットワーク性能が格段に向上しており、将来的な通信量の増加にも対応可能な製品となっている。

企業や教育現場では、ネットワーク機器の定期的な入れ替えが必要とされており、使用目安は5年とされている。現在主流のWi-Fi 6対応機器は発売から約4年が経過しているため、多くの企業や教育機関でリプレースの検討が始まっているという。

エレコムの新製品は、2.4GHz、5GHz、6GHzの3つの周波数帯に対応したトライバンドモデルで、電波混雑の少ない6GHz帯を活用することで、多数のデバイスから同時に接続しても快適なネットワーク環境を構築できるとしている。

同社は1986年の創業以来、IT周辺関連製品の開発、製造、販売を行ってきた。近年ではデジタル分野だけでなく、ヘルスケア、ゲーミング、調理家電、理美容製品、アウトドア、ペット家電、ソリューション提案など、さまざまな分野に進出している。