佐賀市が高齢者向け見守りサポートを開始へ ottaを活用し安心を支援
佐賀市は、9月の「認知症月間」に合わせ、認知症などで外出に不安のある高齢者を対象とした新たな見守りサポートを開始します。これまで小学生の見守りに活用してきた見守りサービス「otta(オッタ)」の対象をシニア向けにも広げ、年齢を重ねても安心して外出できる環境づくりを進める方針です。
位置情報を記録して早期発見につなげる仕組み


「otta」は、小型の見守り端末を持ち歩くことで利用できるサービスです。
端末を持った利用者が、市内に設置された見守りスポットや、見守りアプリを利用する地域住民のスマートフォンの近くを通ると位置情報が記録されます。万が一の際には、その記録された情報を早期発見につなげることができる仕組みとなっています。
市内約670か所の見守りスポットを活用
佐賀市内の見守りスポットは約670か所まで広がっており、こども一人あたりの見守られ回数は月間約400回以上となっています。市は、地域全体でこどもたちを見守ってきたこれまでの基盤を、高齢者の安心にも役立てるとしています。
端末代や契約事務手数料などの初期費用は無料
今回のサポートの対象は、認知症などで外出に不安のある市内在住の高齢者などです。導入時の負担を軽減するため、端末代や契約事務手数料は無料に設定されています。
日常の散歩や外出といった普段の暮らしを地域で見守ることで、認知症になっても趣味や仕事などを続け、人とのつながりを保ちながら暮らせる地域環境を目指します。
認知症月間に合わせた地域の理解促進
佐賀市では9月の認知症月間に合わせ、認知症サポーターの養成講座や筑後川昇開橋のオレンジライトアップなどを通して、地域における理解を深めていくとしています。新たな高齢者見守りサポートを加えることで、当事者も家族も住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるまちづくりを進める考えです。
本記事は佐賀市の発表をもとに作成しています。
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