ワイズリサーチ、台湾の半導体工場建設技術に関する分析レポートを公開
ワイズコンサルティンググループ傘下のワイズリサーチは、最新インサイトレポート「〜半導体工場力を世界へ〜 台湾発・工場技術」を公開しました。AI投資に伴う世界的な工場建設ラッシュを背景に、「半導体を造る台湾」から「半導体工場を造る台湾」へと進化する現地の最新動向を分析しています。
拡大を続ける電子・半導体生産設備の維持・設置市場
台湾の電子・半導体生産設備の維持・設置市場は、先進パッケージの増産などの影響により拡大を続けています。2025年の市場規模は前年比16.66%増の653億台湾元と過去最高を更新しました。続く2026年1〜4月も前年同期比13.62%増の229億台湾元となり、二桁成長を維持しています。
レポートでは、台湾の関連企業が蓄積してきた強みとして「3つの工場力」を挙げています。
- システム統合力:複雑な設備を束ね、品質と工期を両立する技術
- ラストワンマイル技術(二次配管):特殊ガスなどを製造装置へつなぐ参入障壁の高い配管技術
- 施工から技術開発への進化:デジタルツインなどを活用した取り組み
海外進出を進めるインフラ企業の動向
台湾で培った技術力を背景に、関連企業の海外展開が進んでいます。漢唐集成(UIS)がシンガポールの工場インフラ工事を受注したほか、二次配管を手掛ける聚賢研発(ジニー・アイデアズ)は日本、米国、ドイツ、シンガポールに子会社を設立しました。聚賢研発は独自開発の自動レーザー配管溶接機なども投入し、2026年上半期の売上高は前年同期比114.11%増を記録しています。
台湾での実績が世界市場への足がかりに
半導体産業の拠点が世界へ分散するなか、レポートでは台湾市場を単独の販売先として捉えるだけでなく、台湾で技術と品質の実績を積むことが重要であると指摘しています。台湾で採用実績を作ることが、顧客企業の米国や日本などへの生産拠点拡大に伴う商機につながるとしています。
- 会社名:ワイズコンサルティング グループ
- 所在地:中華民国台北市襄陽路9號8F
- 代表者:吉本康志
- 設立:1996年11月
- 事業内容:経営コンサルティング、人材トレーニング、日本語台湾経済ニュース配信、市場調査・業界調査・顧客調査、クラウドサービス販売
- Webサイト:https://www.ys-consulting.com.tw/
本記事はワイズコンサルティンググループの発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



