アドバンテックの産業用ルーターEKI-1642WI-JAがJC-STAR取得
東京都台東区に本社を置くアドバンテック株式会社は、産業用セルラールーター「EKI-1642WI-JA」において、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が運営するセキュリティ要件適合評価制度「JC-STAR(Japan Cyber-Security Technical Assessment Requirements)」の★1(Level 1)適合ラベルを取得したと発表しました。
本認証はIoT製品に求められる基本的なセキュリティ要件への適合が確認されたことを示すものであり、産業用ネットワーク機器の導入を検討する企業や組織に対して信頼性や安心感を提供するとしています。
認証取得の概要
今回の認証取得に関する詳細は以下の通りです。
- 製品名:EKI-1642WI-JA
- 認証制度:JC-STAR(★1 / Level 1)
- 適合ラベル登録番号:2026081700003312
- 適合基準バージョン:JST-CR-01-01-2024/2024R1
- 認証取得日:2026年8月14日
- 適合ラベル有効期限:2028年8月13日
- URL:https://jc-star.ipa.go.jp/conformance/CNF_019f8cb2-b834-7154-9c69-1e2b1d05e67f.html
産業用セルラールーター「EKI-1642WI」の特長
EKI-1642WIは、産業用途向けに設計された4G LTE対応セルラールーターです。モバイル通信と有線ネットワークを組み合わせることで、遠隔地やネットワークインフラの構築が困難な環境でも通信環境を提供します。製造業、エネルギー、交通、社会インフラなどでの利用に適しているとしています。
主な特長は以下の通りです。
- 4G LTE通信対応
- デュアルSIMによる回線冗長化
- LTE回線とEthernet回線のフェイルオーバー機能
- IPsec、OpenVPNなど各種VPNに対応
- SPIファイアウォールを搭載
- SNMP、SMS、メールによる遠隔監視・管理
- -30℃~70℃の広温度環境に対応
- 省スペース設計による柔軟な設置性
IoT機器向けセキュリティ制度「JC-STAR」
JC-STARは、経済産業省の方針に基づきIPAが運営するIoT製品向けのセキュリティ適合性評価制度です。ユーザーが製品選定時にセキュリティ対策の実施状況を確認できる仕組みとして整備されています。
Level 1では、主に以下の基本的なセキュリティ対策への適合が求められます。
- 適切な認証・アクセス制御
- 安全な初期設定
- 既知の脆弱性への対策
- ソフトウェア・ファームウェア管理
- セキュリティ関連情報の提供
- ネットワーク経由の攻撃に対する基本的な保護機能
導入メリットと会社概要
製造設備や社会インフラのデジタル化に伴いセキュリティ要件への適合が求められる中、今回の取得によって日本の公的なIoTセキュリティ評価制度への適合が証明され、導入時のセキュリティ評価負荷の軽減やシステム構築時の信頼性向上が見込めるとしています。
アドバンテックは1983年に台湾で創設され、産業向けパソコンの開発を行ってきました。2024年現在で3,000を超えるIoT機器をラインナップし、世界26か国95都市に拠点を構えています。OMDIAの2023年版データによると、産業用PC市場の世界シェア1位(42.5%)となっています。
日本法人は1997年に設立され、2018年にはオムロン直方株式会社と資本業務提携を行いました。設計から生産までを請け負うDMS/ODMサービスも展開しています。
- 会社サイト:https://www.advantech.co.jp/
- 紹介動画:公式Youtube「Advantech Connect -Japan-」
本記事はアドバンテック株式会社の発表をもとに作成しました。
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