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ニュートン・コンサルティングが企業AIガバナンス調査レポートを無料公開

リスクマネジメントコンサルティングを手掛けるニュートン・コンサルティング株式会社は、企業におけるAIガバナンスの実態をアンケート形式で調査したレポート「AIを事業の力に変える企業へ~AIガバナンスは「つくる」から「回す」時代に~」を無料公開しました。調査では回答者をAI実装の成熟度に応じて「AI事業実装初期層」と「AI事業実装本格化層」に分類し、機能するAIガバナンスの取り組みや実効性を検証しています。分析の結果、本格化層ほどAIガバナンスについて成熟した取り組みを実践している傾向が浮かび上がりました。

実装が進む企業ほど経営層が深く関与

調査によると、初期層と本格化層の顕著な違いの一つとして経営トップのコミットメントが挙げられています。「経営上の重要テーマとして、体制・予算・人員の確保を含めて主導している」とする割合は、初期層の10.9%に対し、本格化層では41.3%となり、30.4ポイントの差がみられました。

また、ガバナンスの責任主体や意思決定プロセスの仕組みについても本格化層でより明確になっています。「専門組織・会議体があり、責任・権限・意思決定プロセスまで明確」とする割合は初期層の7.8%に対し、本格化層では34.6%でした。仕組みの整備に加え、ガイドラインなどの参照や人材育成を通じた継続的な取り組みを行う割合も高い結果となっています。

先進企業でも継続的な運用には課題が残る

一方で、本格化層においてもすべての領域で十分に成熟しているわけではない実態が示されています。方針とプロジェクト計画・予算が連動している割合は28.1%、リスクや懸念事項が管理・監督の場へ速やかに共有されている割合は22.5%、遵守状況の確認や是正指示が行われている割合は20.7%にとどまりました。会議体やルールの存在だけでなく、経営と事業の中で継続的に回す運用の重要性が浮き彫りとなっています。

実効性を高める提言と特設ページの公開

同レポートでは、AIガバナンスの実効性を向上させ、AI実装を前に進める基盤として活用するためのアクションとして以下の項目を提言しています。

  • AIの事業実装本格化を見据え、ガバナンスの準備を始める
  • 経営層は方針表明ではなく、判断と資源配分を担う
  • 組織の形にとらわれすぎず、意思決定と情報の流れに目を向ける
  • リスクに応じた管理を、AIのライフサイクルへ組み込む
  • 外部基準と教育を、日常の判断へ結びつける
  • 段階的に構築し、運用を通じて高度化する

あわせて同社ウェブサイト内に特設ページ「企業に求められるAIガバナンスとは?」が開設されました。基礎知識や日米欧の主要ガイドラインの比較、企業が直面するリスクと対策事例などが掲載されています。

調査の概要

  • 調査対象者:自社製品・サービスへのAI搭載・開発を実施または検討し、その企画・開発・品質管理・運用・リスク管理等に関与するビジネスパーソン
  • サンプル数:960件(有効回答数1,100件)
  • 調査方法:ウェブアンケート
  • 調査期間:2026年6月
  • 調査レポート詳細URL:https://www.newton-consulting.co.jp/download/ai2026_report.html
  • 特設ページURL:https://www.newton-consulting.co.jp/feature/ai-governance/

本レポートを公開したニュートン・コンサルティング株式会社(代表取締役社長:副島 一也、本社:東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビルディング5F)は、2006年11月13日設立のリスクマネジメントに関わるコンサルティング企業で、民間企業や官公庁、地方公共団体、国立大学法人など約2,300社の支援実績を有しています。

本記事はニュートン・コンサルティング株式会社の発表をもとに作成しました。

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