ジョサンシーズがシリーズAで資金調達 累計調達額は約6.8億円に
株式会社Josan-she’sは、シリーズAラウンドとして第三者割当増資による資金調達を実施した。今回の調達により、同社の累計資金調達額は約6.8億円となった。調達した資金を活用し、助産師の専門性を活かした各種サービスの拡充と事業拡大を推進する。

資金調達の概要と出資先
今回のシリーズAラウンドでは、WPower Fundをリード投資家として、NEXTBLUE TOKYO投資事業有限責任組合、株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ、大和ハウスベンチャーズ株式会社、積水ハウス投資事業有限責任組合、個人投資家が新たに参画した。


また、NEXTBLUE2号投資事業有限責任組合およびFFGベンチャービジネスパートナーズは、前回の資金調達に続き追加での出資を行っている。

助産師のキャリア支援と事業拡大の背景

株式会社Josan-she’sは、産後の家庭におけるサポーター不足と、助産師が抱える資格を活かす場の不足という課題を解決するために創業した。助産師は専門的なケアが可能な専門職である一方、柔軟な働き方が難しく、ライフイベントのタイミングで離職し潜在化する割合が約6割(※1)にのぼるとされている。

同社はこの課題に対し、家庭に伺う低月齢ベビーシッター事業、産後ケア施設「YUARITO」の運営、産院特化のスポットワーク人材サービス「she’s path」などを展開してきた。家庭側のニーズと助産師側の就業ニーズが合致し事業の好循環が広がっていることから、事業拡大に向けた資金調達に至ったとしている。

なお、同社は2025年7月に中央区の産後ケア事業、2026年1月に台東区の産前産後支援ヘルパー事業を受託したほか、2025年9月には産前産後ケアイノベーション協会を主幹事企業として立ち上げている。

※1 潜在助産師数は、「助産師国家試験合格者数-就業助産師数」で算出 出典:「政府統計の総合窓口(e-Stat)」衛生行政報告例(厚生労働省) 「令和4年度衛生行政報告例」
投資家および代表者の見解
リード投資家であるWPower FundのGeneral Partner 関美和氏およびAssociate 石川知恩氏は、同社が働く場が限られてきた助産師に新しいキャリアの選択肢を生み出し、担い手の裾野を広げながら事業を伸ばせる構造を持つ点などを評価している。また、NEXTBLUE 2 LLPのPartner 大嶋紗季氏は、約3,000名の助産師ネットワークを軸にしたプラットフォーム展開や事業モデルの有効性に期待を寄せている。
株式会社ジョサンシーズ 代表取締役の渡邊愛子氏は、子育てにおいてサポートを受けることが「あって当たり前の社会的基盤」として広がるよう、参画した各者とともに必要なサポートを届ける体制を築いていくとしている。
株式会社Josan-she’sの概要
- 会社名:株式会社Josan-she’s
- 代表者:代表取締役 CEO 渡邊 愛子
- 設立:2021年10月6日
- 会社HP:https://josanshes.co.jp/
本記事は株式会社Josan-she’sの発表をもとに作成されています。
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