欧州4カ国の若者9名が陸前高田市に滞在し交流 SETのプログラムが終了
岩手県陸前高田市で、デンマーク、グリーンランド、ベルギー、英国の4カ国9名が約2ヶ月間にわたり地域に滞在するプログラム「World Camp Nordfyns(WCN)」2026年夏が8月28日に終了しました。認定特定非営利活動法人SETが実施したもので、今回で8回目の開催となります。滞在の集大成として参加者が企画・撮影・構成を手がけた写真展「ふた月、このまちで。」には、2日間で84名が来場しました。
広田町での共同生活と多彩な地域交流活動

本プログラムは、デンマーク発祥の成人教育機関「フォルケホイスコーレ」の卒業生を対象とした日本でのボランティア事業です。参加した若者9名は広田町内のシェアハウスで共同生活を送り、地域住民と日常をともにしながら関係を育むことで、地域の多文化共生への貢献や陸前高田市と海外のネットワーク拡大を目指して活動しました。

滞在期間中、市内5校の小学生を対象としたSUP教室のサポートをのべ5回実施したほか、カフェ彩葉で子ども英語教室を全3回開催し、のべ21名が参加しました。また、8月1日には英国・デンマーク・ベルギーのお菓子を持ち寄る国際交流イベント「LET’S EAT! European Snacks」を開催して住民31名が集まったほか、8月18日にはTHE BLUE SUPとの共催でチャリティサウナイベントを開き、参加者24名による収益を熊本地震の復興支援へ寄付しました。このほか、七夕祭りの山車づくりのお手伝いや地域の夏祭りへの参加、草刈りや家事の手伝い、日本語教室、震災津波伝承館の訪問など幅広い活動を行いました。

成果を発表する写真展を開催
8月22〜23日にはプログラムのまとめとして、ほんまるの家で写真展「ふた月、このまちで。」を開催しました(後援:陸前高田市国際交流協会)。企画から撮影、構成までのすべてを参加学生9名が担い、2日間で84名が会場を訪れました。
参加学生からは、陸前高田で暮らす体験を通じて小さなコミュニティの豊かさを学んだという感想が寄せられました。また、地域住民からも、海外の若者の滞在を知る機会になったことや、子どもたちが海外の人と交流できる貴重な場となったことを歓迎する声が上がりました。
次回は2027年1〜2月に実施予定
次回の「World Camp Nordfyns」の受け入れは2027年1〜2月を予定しています。SETは今後も、地域住民と国内外の若者が長期的な関係を育む場として、陸前高田市での活動を継続していく方針です。
認定特定非営利活動法人SETの概要
- 法人名:認定特定非営利活動法人SET
- 所在地:岩手県陸前高田市広田町字山田52-6
- 理事長:三井俊介
- 設立:2011年3月12日(法人化:2013年6月18日、認定取得:2025年10月16日)
- 公式サイト:https://www.nposet.org
- 問い合わせ先:set.forjapan@nposet.com / 0192-47-5747
本記事は認定特定非営利活動法人SETの発表をもとに作成しました。
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